2013年09月08日
コンテンツ番号1352
昨年に引き続き豪華な特別ゲストも出演
(2013.9.8)
「第11回北秋田市たかのす太鼓まつり」が9月8日(日)、綴子・大太鼓の館野外ステージで開かれ、迫力ある太鼓演奏とパフォーマンスを観ようと、県内外から大勢の観客が詰めかけました。
イベントは、市観光協会や綴子上町・下町大太鼓保存会など各太鼓団体で組織する『北秋田市たかのす太鼓祭り実行委員会(村井松悦実行委員長)』が主催。今年は市内から9団体と上小阿仁村『上小阿仁和太鼓保存会 鼓響』のほか、特別ゲストとして、仙臺すずめ踊り「仙千代祭連」、創作和太鼓「桂組」、「琉球國祭り太鼓」が出演しました。
開会式では、はじめに村井実行委員長が「この太鼓まつりは、地元の団体を中心に実施していましたが、昨年10回目の節目の年に特別出演として市外からの団体に出演していただいたところ、たいへん好評であり今回も市外から出演いただくことになった。今日は皆さんの声援と太鼓とで、祭りを盛り上げていただきたい」などと主催者のあいさつを述べました。
つづいて、来賓の北秋田市産業部・中川真一部長、北秋田市商工会・伊藤公夫会長があいさつ。このうち中川部長は「心臓の鼓動の”鼓”という文字と太鼓の”鼓”という文字は同じ漢字が使われていますが、鼓動と太鼓の音がシンクロすることにより、人間は鼓舞するという学説があるそうです。今日は特別ゲストをお招きした豪華なプログラムとなっています。ぜひ、心臓の鼓動と太鼓の音をシンクロさせ、迫力あるパフォーマンスを最後までご堪能いただきたい」などと祝辞を述べました。
開会セレモニーのあと、プログラム最初に登場したのが綴子下町大太鼓保存会の皆さん。平成元年に世界一大きな和太鼓としてギネスブックで認定された、直径3.71メートルの大太鼓と3.18メートルの2張りの大太鼓で、雷鳴のごとく鳴り響く音を打ちならし、更には大太鼓の音に合わせ勇壮な獅子踊りを披露して、オープニングを飾りました。
(→太鼓まつりカメラスケッチ)
この後、『鷹巣ばやし普及会』、『上小阿仁和太鼓保存会 鼓響』、『森吉山麓火まつり太鼓』、『婦団連たかのすふるさと太鼓』、『北秋田ドラムサークル』、『婦団連たかのすふるさと太鼓』、『綴子上町大太鼓保存会』、『しゃろーむ太鼓』、『婦団連ふるさと子ども太鼓』、『鷹巣すずめ踊り』が熱演。演奏の合間には、商品券が当たる2回のお楽しみ抽選会が行われ、来場者を楽しませました。
その後も友情出演の仙臺すずめ踊り「仙千代祭連」や、特別出演の創作和太鼓「桂組」(仙北市)、「琉球國祭り太鼓」(宮城支部)が圧巻の踊りと演奏を披露し、会場には大きな歓声と拍手が響き渡りました。
最後は、綴子上町・下町大太鼓保存会が合同演奏を披露し、上町の3.8メートル、下町の直径3.71メートルをはじめ4張りの大太鼓が共鳴する迫力ある轟き音で観客を魅了したほか、出演者が総出演し盛大に最後を締めくくりました。