2013年09月08日
コンテンツ番号1342
お互いの長寿を喜び祝う
(2013.9.8)
平成25年度の北秋田市敬老式が9月8日(日)、鷹巣地区(七座、坊沢、綴子、沢口、栄)を皮切りに始まり、お互いの長寿を喜び合うとともに踊りや寸劇などを観て楽しみました。このうち、沢口公民館で行われた沢口地区敬老式には約160人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は、市全体で昨年度より90人多い8,352人(男2,948人、女5,404人)。そのうち沢口地区の対象者は512人で、白寿を迎えられた方は1人、米寿14人、75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は44人です。
式典では、はじめに市長代理の津谷憲司教育次長が「皆さんが長年にわたって歩んで来られた人生は、多くの困難や悲しみの連続であったものと御推察いたしますが、そのために、強靭な忍耐力とあふれる情熱、ゆるぎない信念をもって、それぞれの道を切り開き、今日の北秋田市の礎を築いてくださいましたことに、深甚より敬意と感謝を申し上げます。人生の先輩である皆さまが、これまで培ってきた貴重な知識は、これからの市の発展のためには欠かすことができません。これからも共に助け合い、生き生きと暮らせるまちづくりのためにお力をかしていただきたいと思います」などとあいさつを述べました。
つづいて、祝品の贈呈が行われ、新たに敬老式の対象となった75歳と米寿、白寿の方に記念品が贈呈されました。また、日本バター餅協会の村井松悦会長が「のびる餅にあやかり、長生きしてください」と出席者全員へ「祝延寿」とシールが貼られたバター餅が贈られました。バター餅は、市内各地区で開催される敬老式の出席者へ、合わせて約2500個が贈呈されます。
また、市議会の中嶋力蔵議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して宇佐美慧さんが「今まで可もなく不可もなく漫然と暮らしてきたが、今日まで元気に暮らしてこれたのは、地域の先輩のご指導があったからこそと感謝しています。今、盛んに社会貢献が叫ばれています。私たちもいくらか社会に貢献するという気構えが必要でないかと思われ、それが社会に対する感謝の気持ちを表す一つの方法だと思います。婦人会や自治会の力を借り、老人クラブの力を合わせながら、沢口を元気な地区にしていきたい」などとお礼のあいさつを述べました。
式典終了後は祝宴が開かれ、お互いの近況などを語り合いながら、婦人会などによるステージでの踊りや寸劇を観賞し、楽しい一日を過ごしていました。