2013年09月10日
コンテンツ番号1346
地域全体で長寿を祝う
(2013.9.10)
平成25年度森吉地区の敬老式が9月10日(火)、森吉総合スポーツセンターで開かれ、約450人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,352人(男2,948人、女5,404人)、そのうち森吉地区の対象者は1,615人(男593人、女1,022人)でした。また、森吉地区で白寿を迎えられた方は6人、同じく米寿は72人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は102人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「同じ森吉地区で一緒に過ごしてきた仲間同士、今日は大いに思い出は無しやお互いの近況を語り合いながら楽しい時間を過ごして頂きたい。昨年からブームとなった前田地区が発祥地のバター餅にあやかり、これからも寿命がずっと延び、7年後の東京オリンピックを見ることができるように長生きしてほしい」などと祝辞を述べました。
次に、敬老作文を2人の児童が朗読。はじめに米内沢小学校6年の九島桃依(もえ)さんは「おじいさん、おばあさん、ひいおばあさんの私が大好きな三人に長生きしてもらい、これからも家族の皆で仲良く暮らしていきたいです。会場にお集まりのおじいさん、おばあさん方も体に気をつけて長生きし、私たちにこれからもたくさんのことを教えてください」、 次に前田小学校6年の菅原美咲(みさき)さんは「私も大きくなり、自分のことは自分でできるようになりました。今度は料理や皿洗いなどもっとお手伝いをしていきたいと思います。いつも私たちを見守っていてくれてどうもありがとう。私はおばあちゃんが大好きです」などとそれぞれが、発表しました。
続いて来賓の関口正則・市議会議員、近藤健一郎・県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して庄司健三郎さん(鍛冶町)が「私たち同期が小学校へ入った頃は終戦の年であり、中学校を卒業した当時、中学校卒業生は金の卵と呼ばれ、東京・関東方面へ就職された方が大変多かったと記憶しています。先輩の皆さま方には、戦前戦後の大変な時に頑張っていただき、現在の日本の繁栄を築きあげていただことに心から感謝を申し上げます。私どもは初めて敬老会に参加させていただきますが、まだまだ未熟者でありますので、これからも先輩からのご指導を賜りながら、少しでも地域の発展に尽くしていきます」などとあいさつを述べました。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや歌を鑑賞して楽しい一日を過ごしました。