2013年09月21日
コンテンツ番号1334
高齢者・国道・軽トラックをキーワドに交通事故防止を
(2013.9.21)
平成25年秋の全国交通安全運動が始まった9月21日(土)、北秋田市内各所でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を呼びかけました。
全国交通安全運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
平成25年秋の全国交通安全運動は21日(土)から30日(月)までの10日間にわたり行われ、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国の重点目標として、普及啓発活動を全国各地で一斉に行います。また、秋田県内では、交通事故死亡者数の半数以上が高齢者で、交通死亡事故の半数以上が国道で発生し、軽トラックが関連する交通死亡事故が多発していることから、「高齢者、国道、軽トラック」をキーワードに交通事故防止に努めることにしています。
この日、北秋田市でも総決起集会が市役所前及び市役所森吉庁舎前で行われました。このうち午前7時より北秋田市役所前で行われた鷹巣地区総決起集会(鷹巣地区交通安全協会主催)では、北秋田警察署をはじめ行政関係者ほか交通安全運転管理者協会、交通安全母の会、交通指導隊などの団体から約150人が参加しました。
集会では、はじめに交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われた後、近藤直夫鷹巣地区交通安全協会長が「当北秋田署管内では、皆さんのご尽力により、交通事故、人身事故、物損事故共に減少しています。特に死亡事故は、昨年度は3件あったが、今年はゼロです。どうかこのまま今年一年、死亡事故をゼロにしたいので、皆さんの協力をお願いします。また、飲酒運転がなくならないが、個人が強い意識で臨めば飲酒運転は防げます。酒を飲んだら運転しない、運転する人には酒を飲ませないことを徹底するよう、色々な場を通じて呼びかけていただきたい」などと主催者を代表してあいさつしました。
つづいて、津谷永光・北秋田市長、藤野幸雄・北秋田警察署次長、北林丈正・秋田県議会議員、熊谷淳秋田県地域振興局長がそれぞれあいさつ。このうち津谷市長は 「北秋田市でも、皆さんからのお力をいただきながら、交通死亡事故をはじめ、事故撲滅をめざして取り組んでいるところです。特にカーブミラー、ガードレール、通学路のグリーンベルトの設置など、学校やPTAの方々、自治会長、警察署、県と一緒になりながら、色々な取り組みをさせていただいているが、何といっても、今日集まっている皆さんの力が必要です。これまで以上に、交通安全に対し力をお貸しいただくようお願いします」などと述べました。
この後、長崎征子・交通安全母の会鷹巣地区会長が交通安全宣言。最後に、柏木良二・市交通指導隊副隊長が「子どもと高齢者の交通事故防止を願い、そして、今年のスローガンである歩行者と運転者が『手で合図し合う運動』の推進にあたり、ただいまから啓発活動合同パレードに出発します」と交通安全パレードの出発申告.。警察車両を先頭に交通安全パレードへ出発して沿道の市民に交通安全を呼びかけました。
表彰者は次の通りです。(敬称略)
表彰者・団体
東北管区警察局長、東北交通安全協会長連名表彰
- 交通栄誉章=岩川 孝秀
- 優良学校=鷹巣南小学校
全日本交通安全協会長表彰 緑十字銅賞
- 優良運転安全管理者=三沢 悟
- 交通安全功労者=山田 隆
- 優良運転者=簾内 宏
- 優良運転者=松尾 重行