2013年08月26日
コンテンツ番号1304
ダム周辺の保全と環境整備等の事業促進を
(2013.8.26)
森吉山ダム整備促進協議会の設立総会が8月26日(月)、ホテル松鶴で開かれ、ダムの完成に伴い、ダム周辺の保全と環境整備等の事業促進を図る新たな協議会を立ち上げました。
協議会の設立総会に先立って行われた森吉山ダム建設促進期成同盟会(会長・津谷永光北秋田市長)の平成25年度総会では、平成24年度事業報告と収支決算を承認。その後、ダムが平成24年3月に完成し、同盟会としての目的を達成したことから、本総会を持って解散するものとし、同盟会会計の残金は、森吉山ダム整備促進協議会が設立された場合、協議会へ引き継ぐことに決めました。
森吉山ダム整備促進協議会設立総会では、はじめに発起人を代表し津谷市長が「森吉山ダムは、米代川流域の治水、利水のほか、ダム湖周辺における定期イベントや親水公園の整備によって、親水空間として利用されるなど多くの人々が集う憩いの場所ともなっており、新たな観光スポットとしての期待も高まってきている。森吉山ダム建設が完成したことにより、今後の森吉山ダムの適正な維持管理への協力と、ダム周辺の保全及び観光整備等の事業整備等の事業促進を図ることを目的として、森吉山ダム整備促進協議会を設立するものです。流域住民の安全安心な生活の確保はもちろん、森吉山ダム水源地域ビジョンを生かしながら、流域内の連携と交流によりバランスのとれた発展を目指す必要があります。今後はダム周辺の観光整備と利活用を含めた事業の推進に向けての活動を考えているので、ご理解とご協力をお願いします」とあいさつしました。
議事では、森吉山ダム整備促進協議会の設立、規約、事業計画、収支予算を原案どおり承認。この内、今年度の事業計画では、洪水調整に関するダム管理所との対応とその調整効果についての情報収集、自然環境保全と地域振興策及び東北ダム事業測深連絡協議会の活動にかかる情報交換を行うこととしました。
また、役員として会長に津谷永光北秋田市長、副会長に斉藤滋宣能代市長、監事に佐藤吉次郎市議会議長、後藤健能代市議会議長を選出しました。