2013年07月03日
コンテンツ番号1275
災害時の輸送などの支援協力に関する協定を締結
(2013.7.3)
ヤマト運輸株式会と北秋田市の「災害時における緊急物資輸送及び緊急物資拠点の運営等に関する協定」調印式が7月3日(水)、市役所で行われ、災害が発生した場合の支援協力に関する協定を締結しました。
調印式には、市側から津谷市長、虻川広見副市長、工藤信夫副市長、小塚毅総務部長が出席。また、ヤマト運輸株式会社からは、末次龍一秋田主管支店長、山本孝一北秋田支店長、三浦寛幸森吉支店長、三井信弘社会貢献課長が出席しました。
協定書の調印後、津谷市長は「この度の締結は、ヤマト運輸株式会社様の物流のプロとしての専門的な知識とノウハウを生かした災害対策として、これまで当市の防災体制を新たな側面から強化していただけるものとして、大きな意味を持ち、大きな安心と心強さを得たという思いです。本日の協定の締結を契機に、本市とヤマト運輸株式会社との益々の連携強化を図ることで、行政にとっての最重要命題であります、住民の安心安全の確保を今後さらに万全なものにしていくことを、改めてここで誓い申し上げます」などとあいさつ。
続いて末次秋田主管支店長は「万一、災害が発生した場合は、我々の持っている物流ノウハウを生かし、市民の皆さまに対して支援していきたいと思いました。必要な所に必要な物を輸送できるのは、当社ならではと思っています。普段は、公立の道路を使用させていただき、業務を行わせていただいておりますので、このような場面に、あってしまったら。日ごろお世話になっている地域の方々のために、ご支援いただきたい強い思いから、本日の協定を行っていただく運びとなりました」などと述べました。
締結した「災害時における緊急物資輸送及び緊急物資拠点の運営等に関する協定」は、北秋田市において地震などの大規模災害が発生した場合、災害応急対策及び災害復旧対策が円滑に実施させることを目的に、市が管理している防災用備蓄品の避難所への配送、支援物資拠点から避難所への配送、支援物資拠点の運営、また、支援物資・防災用備品の一時保管等の支援協力をいただくものです。
ヤマト運輸株式会社が、秋田県内の自治体と同様の協定を締結するのは11例目です。