2013年07月11日
コンテンツ番号1274
全国大会初出場へ
(2013.7.11)
第42回東北地区支部消防救助技術指導会「水上の部」基本泳法の部門で見事優勝を果たした北秋田市消防本部の吉田富昭消防副士長(32才)らが、7月11日(木)、市役所を訪れ、工藤副市長に全国大会出場を報告しました。
この大会は「陸上の部」と「水上の部」に分かれており、北秋田市消防本部が「水上の部」参加2年目にして始めて全国大会へ出場します。
この日訪れたのは、北秋田市消防本部の長岐順一消防長、松橋雅徳消防司令補、吉田富昭消防副士長。
先に行われた県大会を経て、7月10日に宮城県利府町の宮城県総合運動公園で行われた同大会の「基本泳法」の部で1位となった吉田消防副市長は、8月22日に広島県広島市で行われる第42回全国消防救助技術大会に出場することを報告しました。また、同大会では溺者搬送の部門に鈴木博喜消防士長、近藤典昭消防副士長のチームが出場し、3位入賞の成績を収めました。
工藤副市長は「全国大会への参加は署員の士気を高めるとともに、市民の皆さんも非常に心強く思われると思います。市民の生命と財産を守るという大きな使命のもとに行なっている訓練の賜物だと思いますので、日頃の成果を発揮し、大会へ出場した後でも地域のために頑張っていただきたい」などと激励のことばを述べました。
吉田消防副士長は「全国の舞台に立てる喜びを感じて、署員のバックアップや指導員の方々のために最後まで納得のいく泳ぎをしたい」などと抱負を述べました。
基本泳法
要救助者から目を離さないように、飛び込む際に顔を上げたまま足から飛び込む「じゅんか飛び込み」で入水した後、常に顔が水面に出た状態で、水難救助の基本的な泳法「ぬき手」「平泳ぎ」でそれぞれ25mずつ泳ぐ、水難救助の基本的な泳法を習得する訓練です。
溺者搬送
2人1組(要救助者含む)で救助者が「じゅんか飛び込み」で入水した後、要救助者を注視しながら近づき、チンプール(あごを確保して引き寄せる)で確保し、ヘアキャリー(頭をつかんで運ぶ)により救助する訓練です。