2013年07月23日
コンテンツ番号1267
「北あきたバター餅」ブーム加速中
(2013.7.23)
北秋田市発祥のスィーツ「北あきたバター餅」の記念日制定イベントが7月23日、市中央公民館で開かれ、参加者はバター餅で賑わったこの一年を振り返り、楽しくておいしい一日を過ごしました。
このイベントは、市が昨年7月23日「バター餅の里」宣言を行い、同日に市内のバター餅製造者・販売者などによる「日本バター餅協会」が設立されたこの記念日を「北あきたバター餅の日」として制定し、バター餅発祥の地としての市の更なる知名度の向上と、誘客と販売拡大による地域の活性化を図るものです。
はじめに日本バター餅協会の村井松悦会長が「北あきたバター餅はこれまで地域の人々の思いと共に歩んできた郷土の味です。その北秋田バター餅がテレビで紹介されると全国的に注目を集め大ブレイクを果たし、先月は関西圏の百貨店に初めて出店したところ、行列ができ大好評でした。この北あきたバター餅が真の地域活性化に資するものとして、バター餅の里宣言と日本バター餅協会の設立された記念すべき7月23日を「北あきたバター餅の日」として制定することにしました。本日のイベントではバター餅を食べてスタミナをつけて、暑い夏を乗り切ってください」などとあいさつしました。
続いて、津谷市長の代理として出席した虻川広見副市長が「市がバター餅の里宣言をしてから1年経過しました。当初は一過性のブームと言われていたが、一年経過してもその勢いはとどまることなく、首都圏や関西圏の百貨店に9件に進出し、今後も出店が予定されている。また、ゆるキャラに引き続き、グッズ作製やバター餅大使の任命など進めているところ。今後も地域の特産品として経済効果を上げ、市民の方が元気になり、子どもたちがすくすく順調に伸びるような「北あきたバター餅」として取り組んでいきたい」などとあいさつしました。
この後、担当職員からは「バター餅この1年」と題して、市の推奨認定特産品であった北あきたバター餅がどのようにして全国的な知名度になったのか。また、安全でおいしい北あきたバター餅を消費者へ提供するために審査会を行っている日本バター餅協会の取り組みや、「BMセレクション」「合格祈願バター餅」などのイベント開催による話題作りの手法やなどが紹介されました。
次に「バター餅のうた♪」を作詞・作曲し、「バター餅体操」を考案したシンガーソングライターの本城奈々さんと、北あきたバター餅のイメージキャラクター「バタもっち」が登場すると、会場の子どもたちは大興奮。バタもっちの手足が伸びる様子を見て喜んでいました。歌が流れると、会場が一体となり、夏の暑さを吹き飛ばす勢いで元気に「バター餅体操」を踊りました。
また、今年の5月に行われた「BM-1グランプリ・アレンジ部門」で最優秀賞に輝いた秋田北鷹高等学校家庭クラブによる「真夏もバター餅」の紹介も行われ、スタミナをつけて夏バテせず、暑い夏を乗り切るための新しい食べ方が提案されました。高校生ならではのアイディアに、試食コーナーには行列ができ、参加者はこれまで食べたことのない真夏でも食べることのできる涼しい食べ方を味わいました。
記念イベントの最後を締めくくったのは、昨年の市産業祭で行われた「BMセレクション2012プロコンテスト」で初代BIG4に選ばれた「大川米屋」「鷹松堂」「マッコ工房」「みうら庵」より北あきたバター餅のふるまいが行われ、参加者全員でこの記念日を祝いました。
〜「真夏もバター餅」〜発表作品の紹介
1位 「バター餅のアイスクレープ仕立て」
切ったバター餅をオーブンで焼き、クレープ生地のようになったバター餅で アイスを包みます!
2位 「チョコレートスープinバター餅」
チョコとバター餅の組み合わせがたまりません!
3位 「冷製おしるこ」
バター餅とあんこの相性が抜群!
番外編 「バターモッフル」
バター餅をワッフルにして、ブルーベリーチーズクリームをかけました。カリカリの食感と クリームの甘酸っぱさが絶妙!ワッフル焼き器がある方は是非お試し下さい。