2013年06月07日
コンテンツ番号1248
核兵器廃絶と平和な社会を願い
(2013.6.7)
2013反核平和ライダー隊の要請行動集会が6月7日(金)、市役所前で行われ、19人の参加者が核兵器の廃絶と世界平和を訴えました。
同活動隊は、自治労連秋田本部青年部が平和憲法を守り、テロも核兵器も戦争も軍事基地もない平和な社会の実現を目指して平和活動に取り組んでいるもの。秋田県をバイクや自動車で縦断しながら核兵器の廃絶を訴えています。
この日は、羽後町から横手市、大仙市を経由して北秋田市入り。バイク19台で、「大増税反対」「憲法9条を守ろう」「いりません米軍基地」などの反核平和の願いが書き込まれたゼッケンを着用してアピールしながら市役所を訪れました。
市役所前で行われた要請行動集会では、成田幸治・北秋田市職員労働組合執行委員長が「隣国北朝鮮によるミサイル発射や核実験の再開、国内では原発の再稼働問題など多くの問題を抱えている。平和・反核を求める世論が高まりつつあり、この反核運動はタイムリーであると考える。戦争のない世界というのは誰もが望んでいることであり、こういった与論や地域に訴えかける地道な取り組みを続けていきたい」などとあいさつ。
これに対し、石川博志北秋田市総務課長は「東北大震災の原発事故は、原子力政策の是非はあるにしても身近にある核の怖さを教えてくれた。しかし、その怖さを逆手にとって声高に核兵器の開発を叫ぶ国もある。唯一の被爆国日本の一員として、当市でも核兵器廃絶と世界の恒久平和を願い、非核平和宣言北秋田宣言をしており、今日の皆さんの取り組みが核兵器廃絶の気運を高め、一日も早く地球上から核兵器がなくなる事を願い、皆さんを激励します」などとあいさつを述べました。
また、同組合青年部の三国佳紀さんが「世界中の人々の一番の願いは、本当に豊かで平和な社会の実現です。しかし、核兵器はその願いも人々の命も一瞬のうちに消し去ってしまいます。世界で唯一被爆国日本の青年として、再びあやまちを繰り返さないため、核廃絶の先頭に立って頑張ることが必要です。全ての核兵器が地球上からなくなり、平和な社会が実現するまで、この行動を続けてまいります」などと決意を表明し、引き続き市として核兵器廃絶に向けた取り組みを進めてもらうよう石川総務課長に要請文を手渡しました。