2013年06月12日
コンテンツ番号1237
市議会6月定例会や災害時協定などを説明
(2013.6.12)
津谷市長の定例記者会見が、6月12日(水)、市役所で開かれ、市議会6月定例会や市内金融機関との「災害時の相互協力に関する協定」の締結について説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
北秋田市議会6月定例会について
市議会6月定例会を6月18日に招集することとしました。今定例会には、市職員等の給与の減額特例措置に伴う条例の制定をはじめ、条例案が3件、補正予算案等が11件、消防ポンプ自動車などの財産の取得などの単行議案が3件、承認1件、報告2件の計20件の提案を行うこととしています。今年度は改選期であったことから、当初予算では骨格予算として編成していましたが、今補正予算では、既定の予算に9億9738万3千円を追加して、総額を211億4870万6千円とすることとしたものです。
歳出の主なものとしましては、
- 市のホームページリニューアル事業として399万円
- 商工会が実施する共通商品券発行事業への助成として1300万円
- 風疹ワクチン接種への助成として471万5千円
- クリーンリサイクルセンターの改築に向けた基本設計及び生活環境影響調査の実施として2089万6千円
- 旧公立米内沢総合病院の解体工事費として2億8770万5千円
- 先般、県とともに策定した「まるごと森吉山観光振興プロジェクト」に係る経費として3億15万1千円
- 米内沢小学校改築事業に伴い、学校隣接地への放課後児童クラブ建設事業費として5737万9千円
などを計上いたしています。
特に、風疹ワクチン接種の助成については、市の重点事項として掲げている「生み育てやすい子育て環境の整備」を進めるため、一人でも多くの方に安心して子供を産んでいただきたく実施するもので、特に妊娠を希望する女性や妊婦の夫、さらにはその家族の方でこれまで未接種であった方々には、年齢制限を設けずに優先的に接種していただく予定としています。助成額についても、経費の全額を対象としており、7月1日から市内の医療機関でワクチン接種の実施を開始しますが、4月からこれまでの間に接種済みの方々にも掛った経費を還付することにしています。
市内金融機関との「災害時の相互協力に関する協定」締結式について
6月17日午前11時から、市内に店舗を有する秋田銀行・北都銀行・秋田県信用組合・東北労働金庫・JA鷹巣町・JAあきた北央の計6つの金融機関と「災害時の相互援助協力に関する協定」の締結式を行ないます。具体的には、各金融機関が所有する施設を避難・物資集積場所として提供していただくことや、可能な範囲での支援物資や情報の提供などをお願いするもので、これまで郵便局との間で同様の協定を結んでおり、今回をもって市内に所在する全ての金融機関と締結がされることで、市民のより安全・安心の確保に繋がるものと考えています。特に東北労働金庫と秋田県信用組合が、市町村との間で協定を締結するのは県内で当市が初めてということで、このように一堂に会して協定を締結できることは、市としましても、とても心強く、大変ありがたいものと考えています。
第29回国民文化祭プレイベントの開催について
来年度行われる「第29回国民文化祭あきた2014」の当市主催事業の一つであるチェンソーアートフェスティバルのプレイベント事業として、今月29日と30日の第6回東北チェンソーアート競技大会とあわせて「木のアート展〜北の大地に舞う赤とんぼ大作戦〜」が開催されます。このイベントでは、子どもから大人まで、当日来場して申込みを頂いた先着50名の方々に、間伐材で作られたキットを使って、赤とんぼのオブジェの制作や色付けを体験してもらい、公園内に飾ることを予定しています。 実際に木材に触れて体験してもらうことで、木のぬくもりや素晴らしさ、森林の大切さを感じていただき、さらにはチェンソーアート自体に対する認知度も高めて、本イベントへの盛り上げのきっかけとしていくためにも、多数の参加をお願いします。国民文化祭については、今月9日にも現代詩のプレイベントを浜辺の歌音楽館などで開催しましたし、28日からは「イオンタウンたかのす5周年記念イベント」でもPRすることとしており、今後もあらゆる機会を捉えて国民文化祭への機運を高めていきたいと考えています。
種苗交換会跡地へのメガソーラー施設設置について
旧種苗交換会跡地へのメガソーラー誘致については、かねてより住民説明会等を開催しながら進めてきましたが、事務レベルでの土地の賃貸借契約が進み、関連業者による工事着工の安全祈願祭を今月27日に実施する運びとなりました。 当初は4月の工事着工を予定していましたが、相手業者からの契約書等の書類提出に時間を要したことで、着工が延期となっていたものです。これにより、売電開始時期が当初の10月から11月末頃への変更となると伺っています。
主な質疑応答
質問
内陸線の四者合意について、合意事項は継続されているのか。
回答
これから株主総会が開催される予定になっているので、その際にも話し合うことになるが、現在のところは経常損失2億円以内を目標に、県と2市で支援を継続していきたいと考えている。