2013年06月24日
コンテンツ番号1233
いつまでもお元気で
(2013.6.24)
三浦チヨさん(=松葉町)の100歳を祝おうと6月24日(月)、『たかのすケアセンターそよ風』を小笠原吉明・高齢福祉課長が訪れ、寿詞と記念品を贈り、長寿を祝いました。
三浦さんは、大正2年6月24日に木戸石で5人兄弟の長女として生まれ、25歳で旧鷹巣町の三浦家に嫁ぎました。表具店を営む夫の仁三郎さんの仕事を手伝いながら、2男1女の子どもを立派に育て上げました。今では孫4人、ひ孫人に恵まれています。
平成6年に仁三郎さんが亡くなり、長男家族と暮らしていましたが、平成18年からはグループホーム『たかのすケアセンターそよ風』で生活しています。施設の職員からは「チヨさんは、いつも”何か手伝いますか”と職員に声をかけてくれる。仕事が丁寧で、洗濯物をたたむ作業では、しわ一つ作らずにきれいにたたんでくれる」などと話していました。施設で一番のお姉さんであるチヨさんですが、歌や踊り、足腰の強さも一番とのことです。
この日、行われた祝品の贈呈式には、施設の仲間や職員、長男の妻のキミ子さんが見守る中で行われました。 はじめに小笠原課長からチヨさんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られ、祝品を受け取ったチヨさんは「ありがとう」と手を合わせてお礼を述べていました。
この後、小笠原課長は「三浦チヨさん100歳おめでとうございます。お生まれになった大正から昭和、平成と劇的に変遷した時代のなかで、戦争や災害なども経験し、ご苦労も多かったと思いますが、そうした中で子育てなど頑張ってこられたことに敬意を表します。ここ数カ月は横になっていることも多いと聞いておりますが、来月からは花火大会などの催し物が行われ、華やかな季節になります。これからも健やかに長生きされますようごお祈りしています」などとお祝いの言葉を述べました。
続いて、施設からも祝品や施設職員の歌などを贈り、三浦さんの100歳を祝いました。三浦さんは「ありがとうございます。皆さんのおかげです。今後ともよろしくお願いします」などとお礼を述べていました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた三浦さんを含めて、男性3人、女性21人の合計24人になります。(平成25年6月24日現在)