2013年06月27日
コンテンツ番号1226
生前の功績が称えられる
(2013.6.27)
元北秋田市消防本部消防司令で、今年4月に逝去された佐藤弘二氏(享年65歳)がこのほど、叙位の正七位ならびに叙勲の瑞宝単光章を受章し、6月27日(木)、市役所で叙位叙勲の伝達式が行われました。
佐藤氏は、昭和47年8月に秋田県鷹巣阿仁広域市町村圏組合の消防士として採用され、阿仁分署長や町村合併により名称変更となった北秋田市消防本部の上小阿仁分署長などを歴任。平成20年3月の定年退職までの37年間、消防業務に使命感を持って従事され、指導者としても地域の消防力強化に貢献されました。
伝達式には、妻の文子さん(64歳)=阿仁根子=が出席、津谷市長、長岐順一消防長同席のもと、熊谷淳北秋田地域振興局長から位記と勲章を受け取りました。
このたびの叙位叙勲は、氏が今年の4月に急逝されたことにより、生前の功績を称えるために授けられたものです。伝達を受け文子さんは「このような章をもらえるとは思ってもみなかった。本人が仕事を一生懸命頑張ったことに対しての章なので、大変うれしく思います」と話しました。