2013年06月30日
コンテンツ番号1219
日頃の訓練の成果を競う
(2013.6.30)
平成25年度消防団消防訓練大会が6月30日(日)、合川健康広場で開かれ、市内の各分団がポンプ操法などで日頃の訓練の成果を競いました。
訓練は、消防団員の消防訓練礼式及び消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に年に一度開催されており、今年度の大会には市内27分団から15分団と婦人消防隊から総勢289人が参加しました。
開会式では、はじめに市長代理の小塚毅総務部長が「多忙な中にも関わらず、この大会に向け早朝、夕方の少ない時間を割いての訓練に深く感謝申し上げます。本大会は消防活動の基本となる団体行動のほか、機械器具の操作方法など技術所得お確認だけではなく、各消防団の取り組みによる消防精神が発揮される大変意義深いもの考えています。この訓練大会により消防団が地域に密着した消防組織として、さらに士気を高められますとともに、消防団の結束がますます強固なものとなるよう期待します」などと激励のあいさつをしました。
また長岐順一北秋田市消防長が「東日本大震災より2年3か月が過ぎ、消防団の方が地域住民の命を守るために、身をていして献身的な活動をされ、今後の消防団の重要性、活動のあり方について国で検討されるところです。皆さんも機械装備、消防団の組織力を活かして市民の安全と安心のために活動をお願いします。また全県大会の出場記録を見ますと、特に自動車ポンプ部門で平成元年の森吉町消防団が出場して以来、出場しておりませんので、今日の大会で選出されました分団の方はがんばっていただきたい。また消防団員の減少が問題になっておりますので、これ以上減少しないように協力をお願いしたい」などととあいさつしました。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、自動車ポンプ操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。各部門には各地区から選抜された1隊ずつが参加し、審査員や他チームの団員が見守る中、真夏の暑さにもかかわらずきびきびと手順をこなし、これまでの練習の成果を披露しました。
成績結果
規律訓練の部
- 阿仁第1分団 157点
- 合川第4分団 137点
- 鷹巣第5分団 136点
- 森吉第2分団 133点
自動車ポンプの部
- 合川機動分団 134点
- 阿仁第4分団 113点
- 鷹巣第7分団 112点
- 森吉第5分団 99点
小型ポンプの部
- 阿仁第3分団 74.5点
- 合川第2分団 53.5点
- 鷹巣第8分団 43.5点
- 森吉第6分団 34.0点
7月28日(日)に大館市田代地区で開催される大館北秋田支部の消防訓練大会には、各種目の上位2分団が代表として出場します。