2020年02月15日
コンテンツ番号7605
バター餅の祭典
(2013.5.1)
森吉山麓村興し会(池田文明会長)主催の「第2回 BM-1グランプリ」が、5月1日(水曜日)にクウィンス森吉で開催され、20の団体・個人から個性のあるバター餅36品が出品されました。
この「BM-1グランプリ」とは「バター(Butter)」と「餅(Mochi)」の頭文字をとり、B級グルメの祭典である「B-1グランプリ」の美味しさと、笑いの祭典である「M-1グランプリ」の楽しさを併せもつ大会にしようという思いから名づけられました。
2回目の開催となった今回は、出品部門を従来のバター餅を基本とする「クラシカル部門」とブルーベリーやしそ等ほかの素材を入れてアレンジした「アレンジ部門」 の2部門に分けて行われ、販売を目的としたバター餅を製造していない20組の団体・個人から36品目が出品されました。
この日は11時の開会にあわせ、会場となったクウィンス森吉には250人の来場者がつめ掛け、盛況のなか開会セレモニーが行われました。はじめに池田会長は「バター餅で地域興しをできないかと、当グランプリを開催したところ、新聞やテレビ等で取り上げられ、各地からバター餅を求め長い行列ができるようになった。各地からバター餅や森吉山の大自然を求め、この地を訪れてもらうことが地域興しの基本と考えている。これからも地域興しに微力ながら一生懸命がんばっていきたい」などとあいさつを述べました。
続いて、津谷市長とマタギ観光開発株式会社の鈴木謙一代表取締役が来賓を代表して祝辞を述べ、そのなかで津谷市長は「前田地区はバター餅発祥の地であり、奥森吉の観光の拠点。そうしたなかで、この地域の方々は自分たちで盛り上げようと一生懸命がんばっていただいている。バター餅に限らず、そういった地域に対しては、行政としても一生懸命手助けをしていき、この北秋田市を盛り上げていきたいと思っているのでよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。
今回の審査方法は一次審査として先着50人の一般審査員が一人の持ち点1を投票し、それぞれの部門の上位5組を選び、続いて二次審査では、特別審査員14人が一人の持ち点5点を投票しグランプリを決定します。
アレンジ部門には、マンゴーやトマト、ピーナッツ、カボチャ、コーンポタージュなど多彩な作品が並び、審査員は一つずつ「風味」や「食感」を確かめながら試食するとともに、さまざまなバリエーションのバター餅を楽しみました。
審査の集計が出るまでの合間には、「バターもちのうた」を作詞・作曲したシンガーソングライターの本城奈々さんが登場し、「バターもちのうた」に合わせて運動する「バターもち体操」を紹介。このあと、来場者全員が「バターもち体操」で体を動かしました。運動のあと、津谷市長は5月29日に行われるチャレンジデーについて触れ「29日はこのバターもち体操をはじめ15分間以上の運動をしていただき、多くの方々に参加してもらいたい」などと参加を呼びかけました。
また、虻川広見副市長が「バター餅のこの1年」と題して、バター餅に関する1年間の出来事を来場者に説明。第1回BM-1グランプリの開催から「秘密のケンミンSHOW」を始めとする5回のテレビ放送、日本バター餅協会の設立、全国おやつランキング4位入賞、点が伸びるようにと作られた「合格祈願バター餅」の贈呈など、数多くの一年間の出来事を裏話も交えながら説明しました。
最後に各部門ごとに各賞が発表され、クラシカル部門では佐藤絹子さん(鷹巣地区)が、アレンジ部門では秋田北鷹高校の家庭クラブがグランプリを手にしました。表彰のあと審査委員長である虻川副市長が作品の講評を述べ、終わりに「みんながおいしいというバター餅を目指して、来年まで1年間、みんなでがんばっていきましょう」と、さらなるバター餅の進化に期待を込めて閉会しました。
第2回BM-1グランプリ受賞者
賞 | 団体名 | 代表者氏名 |
---|---|---|
最優秀賞(グランプリ) | 佐藤 絹子 | |
優秀賞(準グランプリ) | さくら会 | 渡部 のり子 |
惣内婦人会 | 金沢 百合子 | |
特別賞 | 五味堀餅つき保存会 | |
大岱いきいきサロン | 山田 マス子 |
賞 | 団体名 | 代表者氏名 | 作品名 |
---|---|---|---|
最優秀賞(グランプリ) | 秋田北鷹高等学校 家庭クラブ |
工藤部長 | ポップ醤油バター餅 |
優秀賞(準グランプリ) | 惣内婦人会 | 金沢 百合子 | バター餅大福 |
佐藤 絹子 | 黒砂糖醤油バター餅 | ||
特別賞 | 惣内婦人会 | 金沢 百合子 | くるみバター餅 |
土佐 静子 | きなこバター餅 | ||
大岱いきいきサロン | 山田 マス子 | ピーナッツバター餅 |