2013年05月03日
コンテンツ番号7601
ロッジ森吉で安全祈願
(2013.5.3)
夏山シーズンの幕開けを前に5月3日(金)、森吉山山開きが行われ、山岳関係者など約50人が安全を祈願しました。この日は、あいにくの雪と風のため、予定していた森吉神社での神事をロッジ森吉センターハウスに変更して行われました。
安全祈願と神事のあと、柴田栄則商工観光課長が「森吉山は春の新緑、夏の花、秋の紅葉そして冬のスキー・樹氷と一年を通して多くの方々に親しまれており、特にこれからの季節は数多くの高山植物が咲く「花の百名山」として客を魅了してくれる。市としても森吉山を大切にしながら、多くの皆さんが訪れる「親しまれる山」にしていきたい」などとあいさつしました。
今年は大雪の影響で登山コースには雪が多く残っており、山開き当日は天候も悪く視界不良のため、山開きをまちに待った県内外からの登山愛好者らも登山を断念しました。
森吉山は、市中央南部に位置する標高1454メートルの独立峰。山頂からの眺望は四方に開け、天候に恵まれれば遠くは八甲田の峰々岩木山など隣県の名山をも望むことができます。山腹はブナ林、標高1000メートルから山頂部まではアオモリトドマツの原生林が広がり、「花の百名山」として初夏から秋にかけて約300種類ともいわれる高山植物が咲き誇ります。