2013年05月17日
コンテンツ番号7592
命を守るため母の思いをいっぱい込めて
(2013.5.17)
平成25年度北秋田市交通安全母の会(伊東和子会長)の総会が5月17日(金)、中央公民館で開かれ、会員ら約40人が出席し今年度の事業計画などを審議しました。
同会は、母親の立場から、特に子どもと高齢者の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、交通安全指導や交通事故防止活動を推進するために結成され、旧4町の交通安全母の会をもとに平成17年4月に設立されています。
はじめに、伊東会長が「それぞれの地区では総会も終わり活動が進められています。春の全国交通安全運動に合わせた総決起集会や街頭指導、新入学児童の交通安全教室など、特に子どもと老人を交通事故から守る活動を進めてきました。25年度も命を守るために、温かい母親の心で、活動の強化に努めていただきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の畠山正市民生活部長が「交通安全の施策の推進に対し多大なご協力をいただき厚く感謝申し上げます。近年の交通事故発生件数は全国的にみても減少傾向にありますが、市では昨年、残念ながら5人の方の尊い命が奪われてしまいました。統計によると若年層と高齢者の方が絡んだ交通事故発生件数は、全体の3割以上を占めており、高齢者、障がい者、子ども達の安全をより一層確保しなければなりません。本総会により交通事故の防止と安全で安心な社会の実現に向けて今後も益々の活躍を期待しております」などと津谷市長のメッセージを代読。
続いて議事では、平成24年度の事業実施報告、決算報告が行われたほか、季別の全国交通安全運動などのへ活動を盛り込んだ平成25年度事業計画案や予算案が承認され、役員改正が行われました。
このあと、交通安全宣言では、「地域や家庭で交通安全についての話し合いを推進します」、「子どもとお年寄りを交通事故から守るため、積極的に一声掛けるようにします」、「飲酒運転の撲滅を期し、家庭や地域ぐるみの運動を推進します」、「車に乗ったときは必ずシートベルトを着用します。子どもにはチャイルドシートを着用させ、かけがえのない子どもの命を守ります」などと宣言し、交通安全への決意を新たにしました。
議事終了後、北秋田警察署の小玉交通課長による交通安全講話が行われ、会員らは熱心に聞き入っていました。