2013年05月19日
コンテンツ番号7590
子どもの誕生を祝いあじさいを植樹
(2013.5.19)
第38回誕生の森記念植樹が5月19日(日)、三木田の翠雲公園(すいうん)で開かれ、子どもの誕生を祝い家族らがあじさいを植樹しました。
誕生の森記念植樹は、昭和51年から合川地区で行われており、子どもの健やかな成長などを願い毎年記念植樹しています。第1回目の記念植樹は、大野台ハイランドで行われ、65家族が参加してツツジを植樹したのが始まりでした。記念植樹は、大野台ハイランドのほか、えぞ館公園や県立北欧の杜公園にモミジやツツジなどを植えてきましたが、近年は翠雲公園にあじさいを植樹しています。
今年は、平成24年4月2日〜25年4月1日までに合川地区で生まれた子ども30人(男子13人、女子17人)のうち25人と、子どもの家族ら65人が参加し、あじさいの苗を植樹しました。
開会式で、関源一合川公民館長は「この行事は、これまでたくさんの方が植樹してきた合川地区の大変貴重な植樹祭です。今日参加されたご家族の方はそれぞれのお子さんに対して、健やかに育って欲しいという思いのもと植樹をされると思います。しかし少子化が進み、地域を今後どのようしていくかを考える大変厳しい状況にありますので、成長した子供たちがふるさとで頑張ってほしいという願いも込めて植樹していただきたい」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて、来賓の市教育委員会生涯学習課の佐藤要課長、合川総合窓口センターの近藤豊センター長、福岡由巳市議会議員のうち、佐藤課長が「誕生した皆さんの大事なお子様たちは、市にとっても大事な宝です。集まった皆さんは、健康で元気で明るく育って欲しいというのが共通する願いでありますので、その願いを込めて記念植樹をし、思い出に残る記念の一日にしていただければと思います。また、植樹が終わってもこの公園を温かく見守っていただきたい」など祝辞を述べました。
この後、職員からあじさいの植え方が説明されたあと、1メートルほどに育ったあじさいの苗を、深さ約30センチの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親や兄弟、祖父母らが協力して植樹しました。
植樹したあじさいの横には、子どもの名前と生年月日、子どもへのメッセージを書き入れた記念標柱が立てられ、「元気にのびのび育ってね」、「いつまでもまわりを笑顔にしてね」、「たくましく優しい人になりますように」などと、わが子の健やかな成長を願っていました。
また、参加者全員の代表が、今回の植樹を記念し標柱を立てるとともに、その側には2mほどに育ったホオノキの木1本を植樹しました。