2023年01月01日
コンテンツ番号58
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
さて、昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ワクチン接種の更なる推進をはじめ、事業継続と雇用の確保等を目的とした「飲食・宿泊事業者緊急支援事業」「中小企業等事業継続支援事業」のほか、急激な物価高騰から市民の経済的負担を軽減し地域経済を活性化するため「市民応援チケット事業」など市独自の緊急支援を講じてまいりました。
加えて、8月に県北部を中心に甚大な被害をもたらした記録的な大雨への対応など、直面する課題の解決に向けて取り組んだ年でありました。
一方で、これまで感染拡大や行動制限により中止を余儀なくされていた市内の様々なイベントが3年ぶりに行われ地域に賑わいと活気をもたらし、また、大館能代空港羽田線の3便化によって首都圏との往来が拡大するなど、感染症対策と社会経済活動の両立を図る「ウィズコロナ」へ動き始めた一年でもありました。
本年におきましても、市民の大切な生命と暮らしを守るため、国県の支援策や物価の動向を注視しつつ引き続き様々な事業を柔軟に展開してまいります。また、皆様とともに新しい生活様式と基本的な感染対策を暮らしの中で実践し、「コロナ禍を乗り越え、新たな北秋田市を目指して前へ」を合言葉に市政運営に邁進してまいります。
今月からは、昨年8月の大雨災害の復旧工事がいよいよ本格的に始まります。被災された皆様が一日も早く日常を取り戻せるよう、早期完成を目指して、適切かつ確実な施工に努めてまいります。
また、近年、激甚化・頻発化する自然災害への対応としまして、災害時の情報を迅速かつ確実に伝える「北秋田市防災ラジオ」の更なる普及拡大に取り組むとともに、地域防災力を高める自主防災組織の結成を促進し、自助・共助・公助による災害に強いまちの実現を目指してまいります。
今年の干支でありますウサギは、その跳躍する姿から「飛躍」を象徴すると言われております。本市が目標に掲げる「市民が主役の“もり”のまち」の実現に向けて、大きく「飛躍」する年となりますよう全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様には、なお一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、健康で実り多き素晴らしい1年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和5年元旦