2013年04月06日
コンテンツ番号7569
「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に
(2013.4.6)
平成25年春の全国交通安全運動が始まった4月6日(土)、北秋田市内各所でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を訴えました。
春の全国交通安全運動の期間は6日(土)から15日(月)までの10日間で、そのうち4月10日(水)を『交通事故死ゼロを目指す日』としています。
「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、自転車の安全利用の推進(特に自転車安全利用五則の周知徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点目標として運動を展開します。
この日は、市役所前及び市役所森吉庁舎前で決起集会が行われ、このうち市役所前で行われた鷹巣地区総決起大会には、北秋田警察署をはじめ行政関係者のほか、鷹巣地区交通安全管理者協会、交通安全母の会、交通指導隊などから約160人が参加しました。
集会では、始めに交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われ、秋田県交通安全功労者表彰の佐々木賢二郎さんと、秋田県優良交通団体の鷹巣地区交通安全協会綴子支部が高橋豊・北秋田警察署長から表彰状を受け取りました。
続いて、鷹巣地区交通安全協会の近藤直夫会長が「この春の交通安全運動で、子どもと高齢者の交通事故防止を運動の基本に活動を進めていくわけですが、特に子ども達に対しては、安全教室を実施して正しい交通ルールやマナーの指導をし、意識の向上に努め、また、高齢者に対しては、高齢運転者や高齢歩行者にふれあい運動を通じながら意識の高揚に努めていきたいと考えています。こうした運動を実施しながら交通事故を1件でも減らしたいと考えていますので、皆さんのご協力をお願いします」などと主催者を代表して、あいさつを述べました。
続いて、虻川広見副市長、高橋豊北秋田警察署長、秋田県議会の近藤健一郎議員、秋田県北秋田地域振興局の熊谷淳局長がそれぞれあいさつを述べ、このうち虻川副市長は「昨年の北秋田市管内の交通事故件数は72件、死者5人、負傷者109人といずれも一昨年を上回りました。こうしたなか、市としましても交通安全意識の啓発や普及、交通安全施設の点検や適性配置に積極的に取り組んでいきます。事故のない北秋田市を実現するには、関係機関や団体はもちろん、市民一人一人が事故を起こさない、事故に遭わないという強い意識を持ってもらうことが最良と考えています。今期間中の啓発活動に際しては、交通安全に対する市民の意識がさらに向上するよう徹底的に行ってもらいたい」などと激励しました。
この後、鷹巣地区安全運転管理者協会の小林郷司会長が、秋田県警察本部長からの要請文を読み上げて伝達し、最後に北秋田市交通指導隊の柏木良二・副隊長が高橋署長に交通安全の合同パレードの出発が申告され、警察車両を先頭に交通安全パレードを実施して、沿道の市民に交通安全を呼びかけました。