2013年04月24日
コンテンツ番号7555
中嶋眞知子さんが再任
(2013.4.24)
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が4月24日(水)、市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を中嶋眞知子さん(62歳)=住吉町=に手渡しました。
人権擁護委員は、人権相談を受けたり人権の考えを広める活動をしている民間ボランティアです。
この人権擁護委員の委嘱に当たっては、はじめに市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局(地方法務局)へ推薦します。そして、法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討した後、法務大臣が委嘱します。
現在、 法務大臣から委嘱されている約14,000人の委員は、全国の各市町村に配置され、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済をしたり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行っています。
この度、再任された中嶋さんは、自営業を営むかたわら鷹巣婦人団体連絡協議会で「ふるさと子ども太鼓部」の部長として、太鼓の指導を長年にわたって行うなど、積極的な地域活動をされているほか、秋田県社会教育委員、秋田県人権擁護委員連絡協議会理事、北秋田市情報公開審査会委員などを歴任されています。人権擁護委員は平成13年3月に初就任し、今回で5期目となりました。
再任による任期は平成25年4月1日から平成28年3月31日までとなっています。
この日、津谷市長は中嶋さんに委嘱状を手渡し「中嶋さんにおかれましては、お忙しい方でありながら、人権擁護をはじめ子ども太鼓など、様々頑張っていただき、ありがとうございます。我々行政も一生懸命やっていますが、市の目が届かないところもありますので人権擁護委員として、これからもご協力いただきたい。たいへんお忙しいとは思いますが、よろしくお願いします」などとあいさつしました。
北秋田市の人権擁護委員は現在13人。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員または法務局にご相談ください。
6月1日は人権擁護委員の日
「人権擁護委員の日」には全国的に啓発活動が行われますが、北秋田市でもその一環として、秋田地方法務局大館支局、大館人権擁護委員協議会の主催で次のとおり、特設人権相談所の開設や街頭啓発が行われます。
近隣の争いごと、登記・戸籍・相続・扶養等の問題、いじめや体罰、配偶者からの暴力、結婚・離婚の強要・妨害など人権問題の悩みごと・困りごとはありませんか?相談は無料で、秘密は固く守られます。
特設人権・困りごと相談所(午前10時〜午後3時)
6月1日(土)
- 森吉コミュニティセンター
- 合川老人憩いの家「ことぶき荘」
- 阿仁山村開発センター
6月4日(火)
- 北秋田市交流センター
6月2日(日)
- 「ふるさと踊り餅っこまつり」で街頭啓発があります。
お問合せ 秋田地方法務局大館支局/TEL:0186-42-6514