2013年04月26日
コンテンツ番号7550
内陸線沿線の振興に期待
(2013.4.26)
くまのたいら企画の大穂耕一郎代表が、4月26日(金)市役所を訪れ、津谷市長にこれから販売を開始する『サクラマス弁当』などの新商品を紹介しました。
くまのたいら企画は、秋田内陸縦貫鉄道と沿線地域の活性化のための事業を中心にすえた企画事務所です。代表の大穂氏は、2003年から秋田内陸線のサポーターとして、内陸線の存続運動にかかわり、2011年4月に沿線の秋田県北秋田市に転居。1年間、北秋田市内陸線再生支援室の駅スタッフとして、比立内駅を拠点に、内陸線と沿線の活性化に取り組んできました。
2012年4月1日に「くまのたいら企画」を設立し、事業展開を始め、観光客誘致のための旅行商品の開発、企画旅行の実施のほか、広告代理業として内陸線の車内広告を募集し、車内に地元商店、事業所、秋田県出身者の団体などの広告を掲示して内陸線の収入増を図るなど、 地域の団体とともに地域の活性化のための事業を行っています。
この日は、はじめに大穂氏が津谷市長にサクラマス弁当を手渡し「この度、食材のサクラマスにこだわったのは、米代川でたくさんとれるのに地元での利用が少ないことから、こういったのをきっかけに、地元の食材を知ってもらいたいという思いがあり食材に選んだ。新聞に取り上げられた反響もあり、予約や団体の問い合わせも多くなってきた。地元の魚を地元のお店で付加価値をつけて使えるようになればと思っている」などと商品を紹介。また、スライドショーをDVDにした『懐かしの内陸線』やクリアファイルなどのグッズも多数、紹介しました。
津谷市長は「サクラマスは、北秋田市で行われた全国植樹祭の際に、天皇陛下も召し上がった食材。ぜひ、多くの方々に知ってもらえるよう期待している。皆さんに頑張っていただき、今までは内陸線についても行政が主導で活動をやっていかなければならなかったが、最近は内陸線沿線の方々が地元で盛り上げようと力が入っているように感じている。頑張っている人たちに対して、行政としても応援していきたい」などと述べました。