2013年03月01日
コンテンツ番号7547
園児たちの健やかな成長を願って
(2013.3.1)
市立たかのす幼稚園(三澤仁園長、園児9人)のひな祭りお茶会が3月1日(金)、同園で開かれ、市内の茶道教室の協力を得て園児たちがお茶を楽しみました。
同園のひな祭りに合わせたお茶会は、「表千家小坂キヌヱ社中」の協力により平成11年から続いているもので、今回で15回目。今年も保護者や園児の弟、妹も参加し、約30人でにぎやかにお祝いしました。
この日は小坂代表含め5人の皆さんが、人数分の茶碗など道具一式を携え訪れました。会場の遊戯室には、7段飾りのひな人形のほか、園児たちが紙や紙粘土で作ったひな人形も飾られ、華やいだ雰囲気の中、園児たちがきちんと正座し、お茶会が始まりました。
はじめに園長の三澤仁教育長が「初めて幼稚園のおひな祭に来て、りっぱなおひな様にびっくりしました。また、おひな様に負けないくらい、幼稚園の子どもたちが作ってくれたおひな様が素晴らしくて上手です。今日は、男の子も女の子になったつもりで、おひな祭りを楽しんでください。 お茶は日本古来のたしなみで、日本人の心を整える作法でもあります。今の子どもたちにも、茶道を通して、しっかりしたきれいな心を育てて下さるようお願いします」などどあいさつ。
小坂さんは「毎年おひな祭にお招きいただき、今年で15年目に入りました。私たちも園児から、これからまたがんばろうという英気をいただいています。子どもたちの健やかな成長を願ってお茶を差し上げたい」などとあいさつしました。
お茶会では、小坂社中の皆さんがお茶の作法を説明しながら、園児1人ずつに和菓子と釜の湯から点てた抹茶を振る舞いました。園児たちは、「ちょうだいいたします」と元気な声を発し、立ち雛が描かれた大きな茶碗を小さな手に持ちゆっくりお茶を味わっていました。
また、保護者にも和菓子とお茶が振る舞われ、園児たちが小坂社中の皆さんが点てたお茶を保護者へ慎重に運ぶほのぼのとした光景が見られました。