2013年03月12日
コンテンツ番号7537
北村久雄さんが秋田県スポーツ賞栄誉賞を受賞
(2013.3.12)
平成24年度秋田県スポーツ賞表彰式において、栄誉賞を受賞した北秋田市ターゲットバードゴルフ協会森吉支部顧問の北村久雄さん(84歳、阿仁前田)が3月12日(火)、市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
報告に訪れたのは、北村さん、市ターゲットゴルフ協会の三浦多加稔会長、同協会の奥田稔事務局長、市体育協会の成田光弘会長、同協会の佐藤博事務局長の5人。
秋田県スポーツ賞は、秋田県のスポーツの発展に寄与した功労者や団体をはじめ、全国大会で活躍した個人や団体の功績を称えるもので、今年度の表彰式は2月26日に秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれ、67個人18団体が表彰されました。北村さんが受賞した栄誉賞は、地域スポーツに尽力された個人が対象で、全県で3人が受賞されました。
北村さんは、旧森吉町の体育指導委員・体育指導委員長として都合20年間、町の体育振興に励み、平成9年にはその功績が認められ、全国体育指導員功労賞を受賞。その間、ターゲットバードゴルフ協会の設立に向けて取り組み、平成9年3月には森吉ターゲットバードゴルフ協会の発足に漕ぎつけ、平成18年まで会長を務められました。また、その手腕を買われ、平成9年5月に秋田県ターゲットバードゴルフ協会理事にも就任し、平成14年4月に同協会副会長、平成16年4月から21年3月までは同協会会長も務められ、組織の拡充や公認指導者の育成、競技の普及拡大に大きく貢献されたことが高く評価されました。
現在も北村さんは、県ターゲットバードゴルフ協会顧問、市ターゲットバードゴルフ協会森吉支部顧問として、それぞれの協会運営に協力されています。
報告を受けて、津谷市長は「受賞おめでとうございます。北村さんは、先駆者として永きに渡り、ターゲットバードゴルフの指導者育成や普及拡大に貢献されたことが認められました。市にとっても名誉なことです。また、空港緑地広場にターゲットバードゴルフの常設コースが整備されるということなので、大会誘致や生涯スポーツとしての普及拡大、市の活性化のために、これからもお力をお貸しください」などと受賞を称えました。
北村さんは「まさかこんな賞をもらえるとは思っていなかった。これも協会関係者をはじめ皆さんのお陰。若いころからスポーツが好きで色々やっていたが、退職後にターゲットバードゴルフを始め、国から派遣されたスポーツ主事のもと教室を開きながら競技を広めていき、協会を作り会員を増やしてきた。一番の思い出は、協会を作る早々に、県からの推薦で全国スポーツレクリエーション大会に参加したこと。 現在は、協会の皆さんががんばって、秋田県単位の大会を年1回は森吉で開いている。協会の運営は、体育指導員や教員をやった関係で、その後輩たちがどんどん育ってきて、私はずいぶん楽に仕事ができたと思います。皆さんのお陰でターゲットバードゴルフに関われたことを感謝しています」などと述べていました。