2013年03月22日
コンテンツ番号7531
いつまでもお元気で
(2013.3.22)
山田マツさんの100歳を祝おうと3月22日(金)、ご自宅を鈴木祐悦・高齢福祉課長が訪れ、寿詞と記念品を贈り、長寿を祝いました。
山田さんは、大正2年3月22日に旧森吉町の鷲ノ瀬に生まれ、16歳で向様田の山田家に嫁ぎました。山田家は農家であったことから、夫の吉五郎さんと共に田畑の耕作と牛の飼育をしながら、2人の子どもを立派に育て上げました。平成4年の秋に森吉山ダム建設に伴い、長野岱に転居し、現在に至っています。
ご家族のお話では、100歳になった現在も大きな持病もなくとてもお元気で、昔から裁縫が得意だったことから、今も継ぎはぎはご自分で行っているとのこと。また、ご自分で子供やお孫さんに電話をかけてお話しするそうで「耳が少し遠くなってきたため、会話がちぐはぐすることはあるが、いつも元気な声を聞かせてくれる。たまに自分の用件だけ話して電話を切ってしまうこともあるけどね」などと話してくださいました。何事も自分でやらなければ気が済まない性格で、雪投げや庭の草取りもしており、今一番の楽しみは畑で野菜を作ることだそうです。
この日、ご自宅で行われた祝品の贈呈式には、お子さんやお孫さんが見守る中で行われました。 はじめに鈴木課長からマツさんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られ、祝品を受け取ったマツさんは「どうもありがとう」と笑顔でお礼を述べていました。
この後、鈴木課長は「本日、ご壮健で100歳を迎えられましたことに、市民一同、心よりお祝い申し上げます。マツさんは悲しい戦争を乗り越え2人のお子さんを立派に育て上げてくださいました。和裁が得意で家族のために、着物などをたくさん縫ってくれたとも聞いています。これから桜咲く暖かな春が訪れます。これからも元気に過ごされることをご祈念いたします」などと祝福しました。
また、ご家族の方々にも「家族が良くまとまっていて、不平不満がないからこそ楽しく元気に生きていくことができる。マツさんがこうして元気に長生きされているのは、ご家族の方々のおかげです」などとお祝いを述べました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた山田さんを含めて、男性3人、女性23人の合計26人になります。 (平成25年3月22日現在)