2013年02月06日
コンテンツ番号7520
百人一首で日本のよき伝統の継承を
(2013.2.6)
県立秋田北鷹高等学校(佐藤英樹校長・生徒数764人)のカルタ大会が2月6日(水)、同校の体育館で開かれ、生徒たちが日本の伝統文化を楽しみました。
同校では、百人一首に親しみながら古典の世界を学び日本のよき伝統の継承を図ることと、楽しみながら学年を越えた親睦を図ろうと開催。平成23年度に統合となった米内沢高等学校で行われていた伝統行事を継承しています。
今大会には、同校の1・2年生が参加し、14クラスによる対抗戦で熱戦が繰り広げられました。
開会式では、佐藤英樹校長が「百人一首を通して日本のよき伝統と文化を継承していただきたい。学年、クラスを越えて交流を図ってほしい」などとあいさつ。
続いて新屋湧生徒会長が「今日のために、百人一首を一生懸命覚えてきたと思いますので、楽しく親睦を深めましょう」と生徒を代表しあいさつしました。
この後、注意事項の説明があり、各クラスが5チーム(1チーム5人)を編成し、5ブロックに分かれすべてのチームが4戦を行い、クラス全体の勝ち数で順位を決める方法で対戦が開始しされました。
対戦は、5人がそれぞれ対面した2人で20枚の札を取り合い、勝敗を決めます。生徒たちは、読み手の上の句(前半5・7・5)を聞いて、下の句(7・7)の札に素早く反応して取ったり、相手より早く取ろうと耳を澄まし、目で札を追う真剣な表情をしながら、1枚の札に一喜一憂していました。