2013年02月09日
コンテンツ番号7519
「もちっこ市」にぎやかに始まる
(2013.2.9)
第19回鷹巣もちっこ市が2月9日(土)、綴子・大太鼓の館駐車場を会場に始まり、手作りの餅や各種特産品などを買い求める大勢の人でにぎわっています。
鷹巣もちっこ市は北秋田市鷹巣物産協会(村井松悦会長)が、米の消費拡大と観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと開いるもので、今年で19回目となり、新しい小正月行事として定着しています。
はじめに、午前9時から開会セレモニーが大太鼓の館前に造られた雪の御堂の前で行われ、津谷市長ほか物産協会、観光協会、JAなどの関係者が神事に参列して、玉ぐしを奉てんし、誘客とイベントの成功を祈願をしました。
神事の後、村井会長が「バター餅が大ブレイクとなり、一年間明るい話題をもたらしてくれました。これも、19年間もっち市を守り通したおかげと感謝します。昨年11月には全国おやつランキングで4位入賞という快挙を成し遂げることができた。今年はヘビ年です。バター餅人気にあやかりながら、みんなで努力し、知恵をだして、よい方向に脱皮できるようがんばりたい」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて来賓として津谷市長と近藤健一郎県議会議員があいさつしました。このうち津谷市長は、昨年来のバター餅ブームに触れながら「バター餅だけでなく、この地域で普段口にしたり手にしたりしていても、中々気がつかないよいものがたくさんある。光をあてれば、もっともっと光ってくれる宝が北秋田市にはありますので、それを探しだし、皆さんと共に押し上げていきましょう。もちっこ市が多くの方々でにぎわい、色々と買っていただき、地域経済の発展につながるよう期待しています」などと祝辞を述べました。
セレモニーの後、商売繁盛や家内安全などを祈願して餅まきが行われ、集まった人たちがご利益にあずかろうと、まかれた紅白の餅に手を差し伸べていました。
市(いち)の会場となっている駐車場内に設営されたテントでは、約20のお店がバター餅や切り餅、お焼き、大福餅、干し餅といった各種の手づくりの餅からいぶりがっこや白菜漬けなどの漬物類ほか、海産物の加工品、肉の煮込みなど地元の特産品をズラリと並べ、大勢の人たちでにぎわいを見せています。
また、会場では縁起物の枝餅が販売されているほか、おしるこが無料で振舞われ訪れる人を楽しませています。
この日、市選挙管理委員会では、もちっこ市会場内で明るい選挙推進のための啓発活動を行いました。市選挙管理委員、市明るい選挙推進協議会委員、事務局職員らが参加し、イベントで訪れた人たちに使い捨てカイロを配りながら、4月に予定されている選挙では忘れずに投票するよう呼びかけました。
もちっこ市は、10日(日)まで行われます。
もちっこ市開催時間
2月9日(土)、10日(日) 9:00〜16:00(10日は15:00まで)
おしるこ無料サービス 10:00|12:00|14:00 (数量限定)
問い合わせ
北秋田市鷹巣物産協会 電話 0186-62-1851
北秋田市商工観光課 電話 0186-72-5243