2013年02月23日
コンテンツ番号7505
読書のあとで
(2013.2.23)
平成24年度北秋田市読書感想文・読書感想画コンクールの表彰式が2月23日(土)、市文化会館で行われ、特選、入選、佳作に輝いた方々を表彰しました。
コンクールは、読書を通じ、豊かな人間性を育むことを目的として開催されているもので、今年度の読書感想文部門には小学校、中学校、一般から132点の応募があり、特選5点、入選18点、佳作26点が選ばれました。
また、読書感想画部門には幼稚園・保育園及び小学校1・2年生から443点の応募があり、特選6点、入選20点、佳作31点が選ばれました。
表彰式では、はじめに三澤仁教育長が、「初めて読書感想画の審査に立ち会うことができましたが、『みちのく子供風土館』のフロアいっぱいに並べられた作品には圧倒されました。子どもたちの絵は大胆で、色づかいも豊富で、見ていてわくわくする絵がたくさんありました。我々だと、人に見せるとなると上手に描こうとする気持ちが前に出るが、子どもたちは自分の思いを、想像力をもって描きあげるのでとても素晴らしい絵になっている。今日は、晴れの表彰の舞台です。受賞される子どもさん、お孫さんの表彰に心から拍手を送ってください」などと主催を代表してあいさつ。
続いて、審査員の講評が行われ、感想文部門では、佐藤洋子審査員長が小学校と中学校及び一般の、よかったところと今後気をつけることなどをアドバイス。このうち小学校で今後気をつけることとして、∇あらすじを書いて本の説明をするのではなく、登場人物の心情や作者が伝えたいこと、その本から学んだことなどを、自分の言葉で書くこと∇読書感想文に合った本を選ぶこと∇原稿用紙の最後の行までしっかり書くこと∇題名の工夫が必要であると講評。「文章を書くという体験はとても大事です。これからもたくさん本を読んで、自分の思いや考えを深め、感想文を書いてください」と締めくくりました。
また感想画部門では、木村伸審査員長が「挿絵にとらわれないで、自分が読んだりした文章から、自分の感じたこと、イメージしたことを自分なりの形、、イメージに適した色で描いていくことを心がけて欲しいと思います」などと講評しました。
続いて、感想文コンクール小学校の部で特選に輝いた浦田小学校3年の神成紗弥さんと合川東小学校6年の工藤歩乃佳さんが受賞作品を朗読し、読書で得た感動をしっかりした声で会場の皆さんに伝えました。
この後、幼稚園・保育園及び小学校1・2年生を対象とした読書感想画、小学校3年生から一般までを対象とした読書感想文のそれぞれの部門ごとに入賞者がステージに上がり、三澤教育長から表彰状を受け取りました。
最後に、図書館ボランティア「たまてばこ」の皆さんが絵本朗読と大型紙芝居を披露しました。