2013年01月01日
コンテンツ番号7498
新年ごあいさつ
(2013.1.1)
あけましておめでとうございます。
さわやかな新年を市民の皆様とともにお迎えできますことを心からお慶び申し上げます。
さて昨年を振り返りますと、何といっても「北あきたバター餅」のブームではないでしょうか。 4月のテレビ放送をきっかけとして、「北あきたバター餅」、そして北秋田市を徹底的に売り込もうということで「BM−1グランプリ」の開催、7月の日本バター餅協会の設立及び北秋田市「バター餅の里宣言」や商標登録、ゆるキャラ「バタもっち」と「バターもちのうた」など矢継ぎ早の展開を続け、「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で見事4位入賞を果たしたことで、ブームに拍車がかかり、全国的にも北秋田市を大いに売り込むことができました。本年も、この盛り上がりを一過性にすることがないようにあらゆる売り込みを継続的に行ってまいりたいと考えております。
さて、昨年は1月の豪雪被害による災害対策本部設置にはじまり、3月の融雪や4月の爆弾低気圧により、住家や農業施設などに大きな被害が発生するなど、自然の猛威を改めて痛感いたしました。市民の安全安心の確保を最優先にするためにも、昨年から取り組んでおりますエリアメール・防災メールの拡充や自主防災組織の支援育成、空き家対策などをさらに推進してまいります。
また、3月の森吉山ダムの完成や4月の新生合川小学校の開校、米内沢小学校新校舎の完成、さらには日沿道全線開通への大きな一歩となります「二ツ井今泉道路・鷹巣西道路中心杭設置式」の挙行や懸案でありました市民病院の門前薬局の開局などの明るい話題もありました。さらには、バレーボールジュニアユースの全日本メンバーに選抜され、世界の舞台で堂々と戦ってきた男女2人の中学生選手の活躍や東北駅伝大会で男女アベック優勝をした鷹中駅伝チームの健闘は、私たちに大きな希望と誇りを与えてくれました。
昨年も、誘致済み企業の親企業などへの訪問を始めとして、あらゆる機会を捉えて国内外へ北秋田市をPRしてまいりました。結果として、バター餅ブームはもとより誘致済み企業による雇用増や都内アンテナショップでの取り扱い業者や品目の増などにつなげることができ、少しずつではありますが北秋田市の知名度も上がってきたものと感じております。
そして、本年秋には、いよいよ秋田県を中心としたディスティネーションキャンペーンが始まりますし、平成26年の国民文化祭への取り組みも本格化し、その機運も高まってまいりました。鷹ノ巣駅前には、駅なかショップ「7to7」やゼロダテアートセンタータカノスもオープンし、街なかの賑わい復活の兆しが見えております。北秋田市を訪れた多くの皆様が心から満足して頂けるような心温まるおもてなしに、ぜひとも市民一丸となって取り組んでまいりたいと思っております。
さらに、旧北秋中央病院跡地の利活用策として、市民の「憩い」「交流」「賑わい」をコンセプトにした地域の新たな活力と賑わいが創出できるような拠点施設を整備し、鷹ノ巣駅前から商店街へと続く、中心市街地の活性化に結び付けてまいりたいと考えております。
市にはまだまだ解決すべき課題がございますが、決して先送りすることなく、市民が潤い、市全体が元気を取り戻せるような取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、本年もより輝かしい一年になりますことをご祈念申し上げて、新年のご挨拶といたします。
平成25年元旦
北秋田市長 津谷永光