第32回北秋田市元旦マラソン

218人がさわやかに走り初め

（2013.1.1）

218人が参加し走り初めをした第32回北秋田市元旦マラソン（市役所周辺）

2013年の新春を迎え恒例の第32回北秋田市元旦マラソンが１月１日（火）、市役所周辺の市道をコースに開かれ、幼児から一般までの市民ら218人が今年の走り初めをしました。

北秋田市元旦マラソンは、昭和57年にスポーツ日本新聞社の元旦マラソンに参加する形で旧鷹巣町教育委員会と旧鷹巣町陸上競技協会が主催し始まったもので、現在は市教育委員会と市陸上競技協会が、スポーツを通じて市民の体力向上及び友愛協力の心を養い、健康で豊かなまちづくりに寄与することを目的として行われています。

午前９時50分から中央公民館で行われた開会式では、北林強大会会長が「元旦マラソンは、競技会ではありません。順位をつけるのではなく、元日にさわやかな汗を流して、一年を健康で元気に過ごせるようにと始まった大会です。今日は200人を超えるランナーが参加します。その中には全国中学校駅伝や東北中学校駅伝で大活躍をした鷹巣中学校の男女駅伝チームが参加します。将来を担う小学生とともに走り、その模範を示していただきたいと思います。これから一年、巳年がいい年でありますことを祈念します。皆さんの健闘を祈ります」などとあいさつ。

つづいて、来賓で市教育委員会の三澤仁教育長、市体育協会の成田光弘会長、市議会の長崎克彦副議長があいさつ。このうち三澤教育長は「私たちはそれぞれ目標を持っています。それは思う事だけではできません。しかし思わなければできません。ぜったい成るんだという強い信念を持って自分を奮い立たせてください。勉強もスポーツも一見他者との戦いのように見えますが、実は自分との戦いです。自分の弱い気持ちに負けたくないという気持ちを持って、毎日毎日一生懸命がんばれば、必ず高い到達点に立つことができます。今日は新しい年の第一歩です。昨年はオリンピック選手が風を吹かせましたが、今年は君たち一人一人が新しい風を吹かせてください。健闘を祈ります」などとランナーたちを激励しました。

種目は、距離２のファミリーコースと４のチャレンジコースの２部門。コースは、市役所横をスタートし、宮前町・旭町を通り市役所前をゴールとし、２キロは１周、４キロは２周します。今年のマラソンは、２コースに140人、４コースに78人が参加しました。

午前10時30分、号砲ともに各コース同時にスタートしたランナーたちは、新年の穏やかな天気のなか白い息を吐きながら個々のペースで走り、沿道の家族らから声援を受けて完走を目指しました。

第32回北秋田市元旦マラソン記録