2013年01月01日
コンテンツ番号7496
迫力ある演奏を全国に届ける
(2013.1.1)
新春恒例の「大太鼓叩き初め」が1月1日(火)、大太鼓の館で行われ、テレビの生放送中継もされるなか、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われていますが、今年はテレビ生放送の中継もあり、1月1日に行われました。
この日は、綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、一般関係者も含めおよそ100人がセレモニーを見守りました。
始めに神事が執り行われ、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉ぐしを奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、津谷市長が「今日の叩き初めが全国放送されることになり、日本中の方々が綴子大太鼓の迫力ある演奏を楽しんで頂けることを、嬉しく思っています。平成25年は巳年ということで、再生や脱皮の年と言われているそうです。苦しい所からも脱皮し、そして再生する、そういった年になってもらいたい」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、綴子大太鼓保存会を代表して上町大太鼓保存会の石川仁司会長は「今日のテレビ生放送で北秋田市、大太鼓の館、綴子大太鼓を全国にPRできる絶好のチャンスですので、市の観光の拠点となることを期待し、また、元旦という記念すべき日に全国の皆さんに感動を与えるような演奏を披露したい」などとあいさつを述べました。
このあと、上町・下町大太鼓の保存会にみなさんによる叩き初めが行われ、4張の合同演奏、並びに獅子踊りが全国放送されました。テレビの放送収録後も、例年通り上町大太鼓保存会と下町保存会がそれぞれ2曲を演奏。最後に両保存会による4張り合同で太鼓が打ち鳴らされ、来場者の皆さんは大太鼓の大きく響き渡る音と振動を体感していました。