2013年01月15日
コンテンツ番号7488
無病息災や家内安全などを祈願
(2013.1.15)
伝統行事「どんと祭」が小正月にあたる1月15日(火)、道の駅たかのすのぶっさん館前駐車場で行われ、正月飾りを持参した市民らが無病息災や家内安全を祈願しました。
「どんと祭」は「どんど(ん)焼き」などとも呼ばれ、平安時代に中国から日本に伝わった行事で、正月が明けた1月の13日から15日ころに、お正月のしめ飾りや破魔矢、お供えもの、前の年のお札や熊手などの縁起物を焼く民俗行事。地方によって“どんどん焼き”、あるいは“左義長(さぎちょう)”など、いろいろな呼び方があり、その火で焼いた餅を食べると1年の災厄が払われるともいわれています。
この日、ぶっさん館前で行われた「どんと祭」は、ぶっさん館や隣接する大太鼓の館を管理・運営する鷹巣観光物産開発株式会社(笹木俊雄代表取締役社長)の主催で、同社の役員や社員、物産協会など関係者や正月飾りを持参した市民らが参加しました。
会場には地域住民らが持ち寄ったしめ飾りや門松などの縁起物が積み上げられ、はじめに八幡宮綴子神社の武内尊英宮司による神事が行われました。この後、『お焚き上げ』の火が入れ、参加者が御神火の煙をかぶるとご利益があると風下から見守りながら無病息災や家内安全などを祈願していました。