2013年01月15日
コンテンツ番号7486
いつまでもお元気で
(2013.1.15)
奥田キクエさんの100歳を祝おうと1月15日(火)、ご自宅を津谷市長が訪れ、寿詞と記念品を贈り、長寿を祝いました。
奥田さんは、大正2年1月12日に根森田字細越の藤嶋家で6人兄弟の長女として生まれました。18歳で浦田に嫁ぎ、夫の由太郎さんと共に農業を営みながら家事を切り盛りし、8人のお子さんを育て上げました。夫の由太郎さんが80歳で亡くなり、浦田で長男と暮らしていましたが、一昨年の3月からは綴子字前野に移り住み、長女・吉田トシさんと次男・奥田富蔵さんの3人で暮らしています。
キクエさんは、歌が大好きで普段からテレビやインターネットで音楽を聴いたり、唄ったりしているそうです。100歳を迎えられ、これまでを振り返って楽しかったことを伺ったところ、前田尋常小学校での学校生活がとても楽しかったと話してくださいました。
また、富蔵さんから見て、キクエさんの長寿の秘訣は「平和主義者で争いごとを嫌う人なので、ストレスをためないことが一つの要因になっていると思う。食生活では食べ過ぎることはなく、腹八分目でしっかりと食事を止めている」などと話していました。
祝品の贈呈式は、富蔵さんが同席するなか行われ、 はじめに津谷市長からキクエさんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られました。そのあと津谷市長は「たいへん寒く、雪も多くなってきましたが、奥田さんがこのように元気に100歳を迎えられ嬉しく思います。戦前・戦中・戦後と激動する困難な年に、お子さん8人を育てられ本当にこれまで頑張ってこられました。奥田さんは今もたいへんお元気ですが、これからも健康に留意され、皆さんと楽しく過ごしていただきたいと思っています」などと祝福しました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた奥田さんを含め、男性3人、女性26人の合計29人です。 (平成25年1月15日現在)