2013年01月18日
コンテンツ番号7485
お互いの悩みを語る「しゃべるべの会」
(2013.1.18)
障がい者の保護者が互いに悩みを語り合う「しゃべるべの会」が、1月18日(金)、障害者生活支援センター『ささえ』で開かれました。
この会は、障がいの子をもつ親として、お互いの悩みや思いを語り、聞くことで、学習を深め、解決に結び付けていこうと月1回開催されているものです。他市町村へ視察にでかけたり、研修会に参加したりしながら得た情報を共有するとともに、障がい福祉サービスの利用や子どもたちの卒業後の就労、入所に対する課題を解消するための情報交換の場にもなっています。
この日は、津谷市長と市の担当者が招かれ、、日ごろ感じていることや悩みを直接聞いてもらおうと障がい者や保護者など約20人が参加しました。
始めに、同会の庄司厚子代表が会の活動の主旨を説明するとともに「この会を始めて3年が経ったが、これからも子どもたちの個性を認めながら、明るく過ごしていきたい」などとあいさつ。 続いて、車座になって自由に意見を述べ合いました。 障がいをもつ子の親からは「高齢者は、デイサービスなど行くところがあるが、障がい者は、行くところがない。近くに、気軽に行ける、グループホームやケアホーム、安心してあずけられるショートスティなどがあればいい」、「災害時に、障がい者が避難できる所があればいい」といった意見や要望、「親が先に旅立たなくてはならないが、残った子がどうなるか不安」だといった悩み、また、他市町村にはあまり類のない居場所として『ささえ』があることに感謝しながら、「『ささえ』に通う子に就業の機会を与え、世間とつながりを持たせられないか」といった様々な話題が出され、活発な意見交換が繰り広げられました。
市障がい者生活支援センター「ささえ」
市障がい者生活支援センター「ささえ」は、障がい者やその家族等からの相談に応じて必要な情報を提供し、また生活上の必要な援助を行うことにより、障害者の自立と社会参加を促進することを目的に設置されたものです。平日は、1日平均で15〜16人が、また土曜日は20人程が利用しています。
施設の利用方法等は次のとおりです。
利用時間
月曜日〜金曜日:午前8時30分〜午後6時
土曜日:午前8時30分〜午後3時
※日曜・祭日は休館になりますが、電話での相談は24時間受け付けます。なお、利用時間は、実施する事業の内容により変更になる場合があります。
お問い合わせ先
北秋田市障がい者生活支援センター「ささえ」
所在地:宮前町9-68
TEL:0186-60-1150
北秋田市福祉事務所福祉課
TEL:0186-62-6637