2013年01月24日
コンテンツ番号7482
小笠原正一さんが瑞宝単光章を受賞
(2013.1.24)
旧鷹巣町の消防団分団長などとして消防団活動に尽力された小笠原正一さん(88歳)=前山=がこのほど高齢者叙勲の瑞宝単光章を受章し、1月24日(木)、市役所で伝達式が行われました。
伝達式には、長男の小笠原正耕さん(57歳)が代理で出席しました。
高齢者叙勲は、公共のために貢献された各界の功労者のうち、春秋叙勲で勲章を授与されていない方で88歳に達した方に授与されます。
小笠原さんは、昭和21年12月七座村消防団に入団、昭和30年からは町村合併により鷹巣町消防団の所属となり、退職される昭和57年3月まで36年の永きにわたって消防団員を務められました。その間、副分団長や分団長を歴任し、強い責任感のもと消防団活動に尽力されました。
伝達式では、津谷市長、長岐順一消防長同席のもと、秋田県北秋田地域振興局の長谷部勝局長が伝達の口上を述べ、長男の正耕さんに勲記と勲章を手渡しました。
津谷市長は「受賞おめでとうございます。正一さんは消防団員のほか農業委員も務められ、何事にも真面目で熱心だったと聞いています。だからこそ、分団長として活躍されたのだと思います。現在は体調を崩されているということで心配ですが、勲記と勲章を手に取って見てもらい、早く元気になってもらいたい」などと述べ受章を称えました。
長男の正耕さんは「現在、父は体調を崩してるが、名誉ある章をもらったことは喜ぶと思うし、これまで支えてくれた方々のお陰だと感謝すると思います。さっそく父に報告して喜んでもらい、元気になってもらいたい」などと話していました。