2014年12月04日
コンテンツ番号7474
平成26年度一般会計補正予算など22件の議案等を上程
平成26年北秋田市議会12月定例会が、12月4日(木)に招集され、平成26年度一般会計補正予算案など22件の議案等が上程され審議が始まりました。
12月定例会には、平成26年度一般会計補正予算の専決処分の承認1件、北秋田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてなどの条例案が8件、平成26年度一般会計補正予算、特別会計補正予算など予算案が9件、指定管理者の指定についての単行議案が2件、報告2件が上程されました。
このうち、専決処分の承認については、12月14日に執行される衆議院議員総選挙の選挙費として、歳入歳出にそれぞれ3294万6千円を追加したもので、11月21日に衆議院が解散し、議会を招集する時間もなかったことから専決処分をしたもの。
また、北秋田市一般会計補正予算は、歳入歳出の総額にそれぞれ7493万5千円を加え、245億4529万3千円とするもので、歳出の主なものは、光ファイバー整備事業に係る交付金の返還が646万4千円、後期高齢者医療療養給付費負担金が3545万6千円、電気料の値上げにともなう観光施設の指定管理料の増額分530万円、先日竣工した陸上競技場の備品購入費619万6千円、林業災害復旧費920万6千円などを計上しています。
本会議では、会期を12月19日までの16日間と決めたほか、それぞれの議案説明と大綱質疑が行われました。上程された議案は各常任委員会に付託され、12月15日から委員会審議に入ります。
大綱質疑の概要は次のとおりです。
議案第96号北秋田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
【質問】条例改正に55歳以上の昇給停止とあるが、それにより予算はどれくらい削減されるのか。
【答弁】190万円程度と見込んでいる。
【質問】合併当初から職員間で給与に差がある。難しい課題とは思うが、較差是正を行う考えはあるのか。
【答弁】労働組合とも話し合いをしているが、解消には時間がかかる。少しでも早く解消できるよう努める。
議案第102号北秋田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
【質問】健康福祉部からの提案だが、教育委員会とは切り離された事業なのか。
【答弁】教育委員会と連携して行っているが、県の窓口が健康福祉部あり、厚生労働省令により条例を制定することから健康福祉部を窓口とした。
【質問】この条例と同じような、放課後児童クラブ条例があるが、一本化することはできなかったのか。
【答弁】この条例は設備等の最低限のことを定めた条例。放課後児童クラブは運営等を定めた条例であるため別のものとして提案した。
議案第108号平成26年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算
【質問】事業費が3300万円の減額となっているが、減額の理由は。
【答弁】国の補助だが、秋田県にも予算枠があり、そこから県内の市町村に配分される。今年度、北秋田市は申請の85%と決定した。