2014年12月25日
コンテンツ番号7462
第1回秋田県どぶろく研究交流大会などについて説明
市長の記者会見が12月25日(木)に市役所で行われ、第1回秋田県どぶろく研究交流大会や阿仁熊牧場くまくま園のひぐまの冬眠観察会などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.今年1年を振り返って
今年は北秋田市が誕生して10周年という記念すべき年であり、10月11日の誕生記念式典では市民待望の市民歌を披露でき、新たな10年に向けたスタートを切ることができました。市民歌の普及については、金融機関や小中学校、自治会をはじめとする各団体の皆様のご協力により徐々に浸透してきています。
また、7月19日の阿仁熊牧場くまくま園リニューアルオープンや10月から11月にかけての第29回国民文化祭2014inあきたでは、期間合計でくまくま園には2万5,225人、国文祭には2万5,361人という多くの方々にお越し頂き、北秋田市を県内外に大いに発信できたと考えています。
その他、建設工事が始まった(仮称)生涯学習交流施設や駅前アーケード、合川小学校や合川地区児童クラブ、宮前町住宅や伊勢堂岱遺跡ガイダンス施設も順調に進んでおり、来年はいよいよクリーンリサイクルセンターの建設着工などの大型事業が続いていきます。
観光面でも、森吉山観光振興プロジェクトによるゴンドラ山頂駅舎付近へのビジターセンターの建設や山麓駅舎の改修工事が始まりますし、くまくま園での冬期間バックヤードツアーなど、リピーターを増やすための取り組みを、引き続き推進していきたいと考えています。
平成27年度は、北秋田市総合計画の最終年度にあたることから、来年はこれまでの事業の成果と課題を分析し、第2次北秋田市総合計画を策定していくこととなります。迫りくる超少子高齢化や人口減少を見据え、「北秋田市定住促進基本方針」をもとにした組織横断的な対策を行うなど、一丸となって魅力ある北秋田市づくりのために取り組んでいきたいと考えています。
2.高機能消防指令システムの完成について
本年度工事を進めてきました消防本部の高機能消防指令システムが、来年の1月13日に本稼働を開始します。
このシステムの完成により、「現場到着時間の短縮」、「大規模災害時の対応強化」、「情報の集約・効率化」が図られ、地域住民の安全・安心につながる、より質の高い行政サービスが提供できるものと期待しているところです。
具体的な機能として、119番位置情報システム通報や自動出動指定装置、予告指令装置、車載のAVM装置などであり、例えば119番通報を受けると、その電話番号が登録されている住所地の地図が瞬時に表示され、通報内容によって出動車両の種類や台数が予告・指令され、その情報が主要な車両に搭載されるAVM装置によって、位置情報やナビゲーションと連動し、受付から現場到着までの時間短縮などの効果が図られるものです。
なお、来年1月16日の午後1時から関係者へ公開し、実際の機器やシステムの詳細な説明等を行う予定です。
AVM装置…車両位置等自動表示システム
3.第1回秋田県どぶろく研究交流大会について
来年1月30日と31日に、打当温泉マタギの湯において第1回秋田県どぶろく研究交流大会を開催することとなりました。
これは、今年1月に開催した第9回全国どぶろく研究大会の秋田県版で、県内でどぶろくを製造している6つの製造者が一堂に会し、製造状況や活用方法、さらには各地域への波及効果等について意見交換を行い、さらなる地域の活性化につなげるために開催されるものです。
初日は、午後4時の開会のあと講演やどぶろくコンテストと交流会が行われ、二日目は午前9時から事例発表・情報交換会と表彰式が行われる予定となっています。
コンテストと交流会の参加費は4,000円(宿泊代別)で、一般参加者のうち先着10人をコンテストの審査員とする予定となっているほか、昨年の全国どぶろくサミットで各賞を受賞された製造者の方々から提供頂いたどぶろくの飲み比べ等も企画していますので、ぜひ内陸線に乗ってご参加ください。
4.阿仁熊牧場くまくま園ヒグマの冬眠観察会の開催について
くまくま園のヒグマ舎バックヤードツアーとして、「ひぐまの冬眠観察会」を開催することとなりました。
開催日は、来年1月18日から2月22日までの毎週日曜日の午前中、合計6回とし、参加定員は各20人。ヒグマの冬眠の妨げにならないように細心の注意を払いながらそっと観察していただくほか、環境学習用のDVDを鑑賞する予定であり、内陸線と連携したツアー企画品として検討しています。
普段見ることのできない「冬眠中のヒグマに会いにいける今だけ、ここだけ」に拘った体験型の企画となっており、料金等の詳細については、改めて情報提供させて頂きます。