2014年11月02日
コンテンツ番号7458
会場全員で文化の秋を楽しむ
平成26年度北秋田市文化祭が、11月1日(土)から3日(月)の3日間、鷹巣体育館と文化会館を会場に行われ、多くの市民がステージ発表や作品展示などで日頃の練習の成果を披露しました。
今年の文化祭は、展示部門が11月1日から3日まで鷹巣体育館で、演示部門が2日と3日に文化会館で行われました。展示部門には約80団体からの作品が出展され、演示部門には51団体、延べ600人を超える出演者がステージを飾りました。
2日の午前9時、演示部門の開会にあたり、北秋田市文化祭実行委員会の成田陸雄委員長があいさつを述べたあと、北秋田地区更生保護女性の会コーラス部の合唱を皮切りに、三味線演奏や舞踊、フラダンスなどが披露されました。
午前11時からは平成26年度北秋田市芸術文化表彰が行われ、長年にわたり市の芸術文化の振興に貢献された3団体と個人5人が北秋田市文化功労賞を、優れた芸術作品などを創作された個人3人が北秋田市芸術文化奨励賞を受賞し、津谷市長が受賞者一人一人に賞状と記念品を手渡しました。
続いて、津谷市長は「芸術文化功労賞及び奨励賞を受賞者された皆さんに心からお祝い申し上げる。これまでの功績と活躍に敬意を表するとともに、市の更なる文化活動の発展のために指導や意欲的な活動をお願いしたい。また、この文化祭実行委員会の中心を担っていただいている北秋田市芸術文化協会の皆さんには、これまでの功績をたたえ、先月の北秋田市誕生10周年記念式典で特別表彰をさせていただいた。芸術文化協会の皆さんに改めて感謝を申し上げるとともに今後の活動にも期待している。本日、受賞された方々の更なる活躍と北秋田市の芸術文化活動の発展を心から祈念申し上げる」などと受賞者にお祝いの言葉を述べました。
また、受賞者を代表して三浦郁子さんが「この度は栄えある賞をいただき、我が身を振り返ると改めて感激もひとしおです。これまで地域での仲間づくりを心がけながら芸術文化活動の推進にお手伝いできたことが、私にとって一生の財産です。40年間、茶道に携わりながら文化の伝承活動を続けられてこれたのも地域の方々のおかげと感謝しています。私のモットーは、継続と出会い。活動を続けながら人との出会いを大切にし、これからも市の芸術文化振興に努めていきたい」などとあいさつを述べました。
引き続き行われた特別公演では、テレビなどでも活躍するブラボー中谷さんが登場。簡単なマジックからあっと驚くマジックまでテンポ良く披露するとともに、秋田弁での巧みなトークで会場を爆笑の渦で包みました。
このあとも、大正琴や日舞、音楽演奏、コーラス、朗読、マンドリン演奏など各団体が日頃の練習の成果を披露し、訪れた市民らも華やかなステージを鑑賞したり、出演する知人に声援を送ったりなどしながら、会場全員で芸術の秋を楽しんでいました。
≪平成26年度北秋田市芸術文化表彰≫
功労賞【団体】(3団体) 図書館ボランティアたまてばこ/女声合唱団る・それいゆ/合川太鼓保存会
功労賞【個人】(5人)三浦郁子/庄司直紀/片岡利一郎/河田一美/宮野喜代三
奨励賞【個人】(3人)松尾淑子/山岡美子/木村美緒子