2014年11月10日
コンテンツ番号7452
出発を前に津谷市長を表敬訪問
フェンシング競技で、日本代表として海外遠征することになった、鷹巣西小学校5年の長崎昇子(しょうこ)さんが、11月10日(月)に市役所を訪れ、津谷市長にハンガリー遠征への参加を報告をしました。
日本フェンシング協会では、国際大会で活躍できる選手の育成のため、毎年、ハンガリーとオーストラリアに4人ずつ、計8人の小学生を海外大会に派遣しています。
派遣選手は、全国少年フェンシング大会で上位入賞した選手から選考されており、長崎さんは同大会で、準優勝した選手にベスト16で惜しくも敗れてしまいましたが、試合内容や他の大会でも常に上位に入賞していることから、その実績が認められ、この度の海外遠征メンバーに選ばれました。
ハンガリーはフェンシングが盛んで、各地にクラブチームが存在する伝統的な強豪国。派遣は今月12日から19日までの日程で行われ、現地のクラブチームとの合同練習のほか、ハンガリー国内の大会ではありますが、国外選手も受け入れている大会に出場することになっています。
この日、市役所を訪れたのは、長崎さんと北秋田市フェンシング協会の成田政志会長、長崎さんが所属する合川フェンシングクラブの金田浩樹コーチの3人。派遣遠征の日程を報告したほか、長崎さんについて、合川フェンシングクラブに所属していた母の影響で小学校1年生から始めたことや、その当時から「日の丸を背負う」という目標を持っていたこと、また、プレースタイルについては「フットワークが優れているところが持ち味」などと紹介しました。
報告を受け、津谷市長は「フェンシング競技は、オリンピックなどでも日本選手団が活躍し、たいへん盛り上がっており、国際選手の育成に力を入れている。2020年には東京オリンピックもあるが、ぜひ日本代表として出場できるよう頑張ってもらいたい。今回の遠征で世界を見ることにより、一回りも二回りも大きくなって帰ってくることを期待している」などと激励。長崎さんは「初めての参加になるが、頑張って良い順位をとりたい」と決意を述べました。
当市から、日本フェンシング協会の派遣遠征に参加するのは、これで2人目で小学生では初めての参加になります。