2014年11月23日
コンテンツ番号7442
ふるさと話に花を咲かせて旧交を温める
第28回東京ふるさと森吉会総会が、11月23日(日)にアルカディア市ヶ谷私学会館(東京都千代田区)で行われ、会員や来賓など約130人が参加しました。
会場では、12時の開会までの間に北秋田市民歌が流され、多くの会員がはじめて耳にする市民歌に耳を傾けました。
総会では、田口恵一副会長が「28年前の11月23日に上野で第1回総会が開催されてから、本日で28回目の開催となる。2年後に迫った第30回記念総会に向けて、会員全員の意向を反映して企画したいと考えており、アンケートを実施することにしたのでよろしくお願いしたい」などとあいさつを述べました。その後、9月1日に逝去された奥田庄一郎会長並びに亡くなられた会員の冥福を祈り、参加者全員で黙祷が捧げられました。
つづいて、松岡鶴美事務局長による会務報告が異議なく承認され、来賓として出席した虻川副市長、黒澤芳彦市議会議員、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員、明石直樹県東京事務所長があいさつを述べました。
このうち、虻川副市長は北秋田市の近況を紹介し「10月に開催された北秋田市誕生10周年記念式典で待望の市民歌が初披露された。市民歌は、市のホームページで視聴できるのでぜひ聞いて欲しい。市では、人口減少や少子高齢化対策に向けた取り組みとして、(仮称)生涯学習交流施設や伊勢堂岱遺跡ガイダンス施設などを建設している。また、公立米内沢総合病院跡地には合川・森吉・阿仁地区をまかなうことができる給食センターを建設中で、ゆったりとした見学スペースを設ける予定であり、食育も行うことができる。リニューアルした阿仁熊牧場の来場者は昨年の3倍になり、秋田県と協働で行っている森吉山丸ごとプロジェクトでは、ゴンドラの改修や山頂駅に隣接したビジターセンターを建設することにしているため、会員の皆さんには足を運んでいただき、強力な応援団としてPRをよろしくお願いしたい」などと会員に呼びかけました。
引き続き行われた交流会では、はじめて参加した7人の会員をステージ上で紹介したほか、歌謡ショーや北秋田市から取り寄せた特産品が当たる大抽選会、カラオケ大会などの多彩な催しで会場は盛り上がり、参加者たちはふるさと話に花を咲かせて旧交を温めました。また、会場の外では恒例の物産販売が行われ、バター餅など早々に品切れになる商品が続出したほか、交流会には参加できないものの、北秋田市の特産品だけを買いに会場に足を運ぶ会員もいるなど、各々がふるさとの懐かしい味を買い求めました。
最後は、参加者全員で「ふるさと」を大合唱した後、万歳三唱で締めくくり来年の再会を誓い合いました。