2014年11月27日
コンテンツ番号7437
職員が提案する市民サービス向上の第一歩
平成26年度北秋田市職員提案制度の表彰が、11月27日(木)に市役所で行われ、市職員から提案のあった市民サービスの向上に繋がるアイデアなどを表彰しました。
今年で2年目となるこの制度は、業務改善や市民サービスの向上を図るとともに、職員の職務意識の向上をねらいとして平成25年4月から施行されました。提案内容は、新しい事業や業務改善の取り組みを募集する「自由課題提案」と、既に実践している取り組みを紹介する「実績報告提案」等に分かれており、採用した提案は所管部署へ市長が事業推進に向けた指示を行うこととしています。
昨年度は6人の職員から8件の提案があり、「各種業務等勉強研修会(学びの会)」と「北秋田市出前講座」の2提案を採用し、事業が実施されています。
今年度の応募状況は7月末までに3人の職員から9件の提案があり、事務局による1次審査を通過した5件の提案が、11月20日に行われたプレゼン形式の2次審査の結果、4件の提案が採用されました。
表彰式では津谷市長が提案者の職員に賞状を手渡し、「市民サービスと職員の事務効率の向上、さらには意識改革や市の職員として知識をしっかり持ってもらうためにこの制度を行っている。皆さんから提案のあった4事業については、それぞれ担当課に指示をして事業化に向けて検討していくが、実現が難しいとか時間がかかるとかでなく、やる方向で実現に向けて考えてほしい。市民のため市政発展のためにも、皆さんからアイデアを出してくれればありがたい」などと述べました。
採用された提案内容は下記のとおりです。
提案タイトル | 証明書等の宅配サービス |
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提案者 | 三澤忠博(教育委員会学校教育課主幹) |
提案内容 | 高齢者等の外出が困難な方へ、住民票などの証明書類を職員が直接自宅まで届けるサービスを実施する |
授賞理由 | 高齢者等の外出が困難な方々への市民サービスの向上のほか、安否確認にも繋がる |
提案タイトル | 「北秋田市民歌」の普及について |
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提案者 | 三澤忠博(教育委員会学校教育課主幹) |
提案内容 | 市民歌の普及のため庁舎電話の保留音とするほか、小・中学校の卒業式や入学式で歌えるよう指導する |
授賞理由 | 制定されたばかりの北秋田市民歌を早く広く普及させることができる |
提案タイトル | 職員は北秋田市の宣伝マン!! |
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提案者 | 柴田照悦(市民生活部森吉総合窓口センター主幹) |
提案内容 | 市の魅力を市内外に発信するため、職員が市内観光名所等を観て学ぶ機会を設ける |
授賞理由 | 職員が実際に現地に出向き、地元のお宝を目にし、深く理解することで市の魅力を市内外にPRすることができる |
提案タイトル | EDWIN-DAYの実施について |
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提案者 | 産業部商工観光課商工労働係(代表者鈴木雅昭副主幹) |
提案内容 | 市内企業製品のPRとして、職員のジーンズ勤務日を設ける |
授賞理由 | 市内企業製品のPRを市が率先して行うことで、市へ進出する企業からの信頼度向上と企業誘致の促進が図られる |