2014年10月03日
コンテンツ番号7432
食に関心を持ち、健康づくりに励もう
平成26年度北秋田市食育講演会が10月3日(金)、鷹巣保健センターで行われ、参加した子どもから大人までが噛んで食事をすることの大切さを学びました。
この講演会は、学校法人大館ホテヤ学園・大館調理専門学校の布袋屋幸穂(ほてやさちほ)校長の講演が行い、5歳児健診でむし歯のなかった子どもを表彰する「5ゼロGO!歯っぴーキッズ」の表彰も併せて行われました。
始めに、寺田茂信・健康福祉部長が「食べることは心身の健康を育むだけでなく、家族や仲間と楽しく食事をすることで豊かな人間性を培うものです。しかし、多様化する生活様式や食生活の変化が、心身の健康を阻害する大きな原因となっています。食生活の改善の推進は、食に対する関心・興味を持つことが必要であり、家族や地域の方々と一緒に健康づくりに励んでいきましょう」などとあいさつを述べました。
次に行われた5ゼロGO!歯っぴーキッズの表彰では、68人の表彰者のうち38人が参加し、名前を呼ばれた子どもたちは元気よく返事をし、一人一人に寺田部長からメダルが首にかけられました。
このあと、布袋屋校長による「噛むことの大切さ~こどもから大人まで噛むの事の大切さを知り、そして、次の世代まで伝える~」をテーマに講演を行い、講演の中で噛む事の8大効用「ひ・み・こ・の・は・が・いー・ぜ」を紹介しました。「ひ・み・こ・の・は・が・いー・ぜ」とは、「肥満を防ぐ、味覚の発達、言葉の発音がはっきり、脳の発達、歯の病気を防ぐ、がんを防ぐ、胃腸の働きを促進する、全身の体力向上と全力投球」の頭文字をとったもので、噛むことと健康の繋がりを説明しました。また、布袋屋校長が紹介する噛み応えのあるメニューとして「根菜類の辛みそ炒め」と「かみかみサラダ」の試食も行われ、参加者たちは噛むことの大切さを学ぶ一日となりました。