2014年10月04日
コンテンツ番号7429
元気な地域づくりを考える
公民館事業「おらほの地域応援し隊プログラム」の一環として『Gちゃんサミットin北秋田市』が、10月4日(土)に中央公民館で行われ、基調講演やシンポジウムのほか、様々な催しで賑わいました。
「おらほの地域応援し隊」とは、市民一人一人が自分の持っている知識や経験を活かし、子ども達の育成や地域に元気を与えてもらうことを目的として行っているもので、活動の範囲も学校の事業や公民館講座などで講師を務めていただくなど、様々なところで活躍しています。今回行われた”Gちゃんサミット”の「Gちゃん」は、グランドファザー・ゴールド・元気・グレイトで経験豊富な方々の総称として造られた言葉。元気に活躍している高齢者の方々が、自らの活動を紹介し、多くの田方々に活動する楽しさを知ってもらいながら、元気な地域づくりを推進するため行われたものです。
開会にあたり、生涯学習課の佐藤要課長は「今日は、日頃から公民館講座など生涯学習に励んでいる方や地域のボランティアを頑張っている方の活動を報告いただきながら、交流する場として開催したもの。今日は、それぞれの活動の実践紹介のほか、体験コーナーなど盛り沢山な内容になっている。新しい発見や新しい感動の場となり、これからの生涯学習活動につながることを願っている」などとあいさつ。
続いて、小畑勇二郎顕彰会会長の浅利司さんが、『老いるほど光るように』と題し、基調講演を行いました。浅利さんは、小畑氏の生い立ちや人柄、功績を言葉巧みに聴衆の笑いを誘いながら話し、小畑氏が県知事時代に提唱した生涯学習については「この地に生をうけた以上、自分の好きなことをやり、その好きなことをやる時には知人を誘い、仲間を増やすことにより、より良い生涯学習が行なえる。皆さんの今後の頑張りに期待する」などと話しました。
この後も『元気をつなげる人間パワー』をテーマに、長岐直介さん(おさるべ元気くらぶ代表)、村形栄悦さん(合川駅前地域活性化協議会事務局長)、金新佐久さん(元小学校長・唱歌を歌う会講師)、戸嶋喬さん(阿仁ぶらぶらガイド代表)をシンポジストに、シンポジウムが行われ、各地域で先頭に立って活躍されている方々の活動発表や活発な意見交換が行われたほか、休憩をはさみ、舞踊の発表や書道パフォーマンス、スコップ三味線などのステージ発表が行われました。
また、会場内には、ワイヤークラフトやバルーンアート、囲碁・将棋名人、健康吹矢などの体験コーナーが設けられ、それぞれの分野で、秀でた知識を持つおじいさんたちが講師となり、来場した子どもと楽しみながら交流していました。