2014年10月10日
コンテンツ番号7425
犯罪のない安心安全な地域を
全国地域安全運動に伴う出発式が10月10日(金)、北秋田警察署で行われ、地域の安心安全を守る防犯活動が始まりました。
この運動は、地域安全に資する関係機関・団体および警察が、地域安全活動をさらに強化するとともに、相互間の連携を図り、安心して暮らせる地域社会の実現を目的に全国的に行われています。今年度は「みんなでつくろう安心の街」をスローガンに10月11日(土)から10月20日(月)まで開催されます。
はじめに、古屋義和北秋田警察署長が「管内の刑法犯の認知件数は約2割増加している。主な理由としては宝くじ当選名目の詐欺、融資保証金詐欺、息子を名乗るオレオレ詐欺、インターネットを利用した詐欺がはっせいしていることによる。また、鍵をかけない車、住宅などで盗難被害にあう無施錠被害率が極めて高いことがあげられる。今回の運動では、特殊詐欺被害防止対策、無施錠対策を活動の重点に、防犯キャンペーン、防犯研修会、ロックパトロールを強化していきたい」とあいさつしました。宮野悦朗北秋田市市民生活部長が「犯罪を未然に防ぐには、地域住民が『自分の安全は自分で守る』という防犯意識をもつように啓発することや昨今の犯罪の手口などの防犯知識の共有、日ごろから声を掛け合うことで不審者が入ってこられないような明るい地域をつくるといった地域戦隊での活動が大きな力になります。みんなで目を光らせて、近隣住民の方を見守り、犯罪の防止につとめていただきたい」などと述べ激励しました。
つづいて、全国地域安全運動防犯活動推進宣言を行った後、たかのす中央保育園の年長児25人が防犯の標語が書かれたうちわを手に「ぼくたちわたしたちの大好きなまちを守ってください。気をつけて出発してください」と元気な声で激励。参加者はそれぞれのパトロール車両に乗り込み、園児に見送られてショッピングセンターでの啓発活動に向かいました。