2014年10月10日
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日本トップカーバーによる木の祭典が開幕
国民文化祭あきた2014「チェンソーアートフェスティバル」が、10月10日(金)に県立北欧の杜公園を会場に開幕しました。
このチェンソーアートフェスティバルは、10月4日から開催されている第29回国民文化祭北秋田市実行委員会が行う事業の一つで、10月10日から13日の4日間の日程で行われます。期間中は、日本トップレベルのカーバー6人による公開製作のほか、チェンソー体験教室や木工体験など一般の方も参加可能な催し、さらには公園内の広大な芝生広場に、市内小学生をはじめ来場された方たちが作製した『木の赤とんぼ』を使った木のアート展など、様々な企画が用意されています。
オープニングセレモニーでは、国民文化祭北秋田市実行委員長である津谷市長が「ここ北秋田市は、森林資源が豊かなところ。この豊かな森林資源を利用してこれまでもチェンソーアート競技を開催してきた。今回は競技とは違い時間制限もなく、直径80センチ、高さ4メートルの巨大な丸太からトップカバーたちがどのような作品を作り上げるのかを楽しみにしている。カバーの方々のテクニックと素晴らしい作品でチェンソーアートを盛り上げていただき、北秋田市を活気づけてもらいたい。期間中は体験型のイベント等もたくさん用意されているので、たくさんの方が訪れ楽しんでくれることを願っている」などとあいさつを述べました。
続いて、出演するカーバーが一言ずつあいさつを述べ、そのうち北秋田市(羽根山)在住の高頭義幸さんは「今回、集まったカーバーは日本のトップと言うよりも世界トップの方たち。私の場合は、一生に一度しか経験できないような素晴らしい環境で製作できることを名誉に思っている。このような環境を作ってくれた実行委員会、スタッフに感謝し、力の限り頑張りたい」などとあいさつ。
最後に出演するカーバーを代表して、西間 健(にしま けん)さんが「今回のチェンソーフェスティバルには、素晴らしい会場、見事な丸太を準備していただき感謝している。この4日間をかけて、カーバー6人、来場者が感動できるような作品を頑張って製作したい」と決意を述べました。