2014年10月11日
コンテンツ番号7423
希望に輝く、命を彩る、未来へ羽ばたく、ふるさと北秋田
北秋田市誕生10周年式典が、10月11日(土)に文化会館で行われ、これまで市の発展に貢献した8団体を表彰されたほか、待望の市民歌が初披露され、市内外から出席した市民や関係者約600人が節目を祝いました。
式典には、北秋田市が誕生した平成17年3月に誕生した清水香潤(こうじゅん)さん(合川小4年)、佐藤瑠菜(るな)さん(前田小4年)、佐藤華恋(かれん)さん(鷹巣東小4年)の3人が応援に駆け付け、「北秋田市と私たちは同級生です。希望に輝く、命を彩る、未来へ羽ばたく、大好きな北秋田市。記念式典の始まりです」と開式を宣言をしました。
始めに、津谷市長が「市を取り巻く状況は大きく変化し、ますます地方の自立と自主性が求められる時代になった。このような中、市が前進していくための様々な施策のうち最重要課題の一つである中心市街地活性化は、(仮称)生涯学習交流施設の建設も動きだしており、市民に愛される施設としてにぎわいの創出に繋げていきたい。また、世界遺産登録をめざす伊勢堂岱遺跡ガイダンス施設や合川小学校建設などの大規模なプロジェクト、森吉山を核とした観光拠点化も確実に進行してきており、地域活力の向上に向けた取組みも進めている。今日は、初披露となる北秋田市民歌を全員で歌い、市民の皆さんの一体感の醸成をより一層図りながら、無限の可能性を秘めた北秋田市を全国に発信するとともに、市民が憩い、にぎわい溢れる明るく元気な北秋田市に発展していくことを誓う」などと式辞を述べました。
次に、松尾秀一市議会議長が「これまでの10年間は新市の基礎づくりだったが、これから次なる挑戦への10年が待ち構えている。急激な人口減少への対応や雇用の確保と若者の定住など課題が山積みだが、市民一丸となってこれらの課題に取り組むならば、必ず道は開けるものと確信している。今後も行政と議会が連携しながら、誰もが住んでみたいと思う個性豊かで活力のある町、市民の皆さんが安全で安心して暮らすことのできる北秋田市の実現をめざし、議員一同が市の発展のために全力で取り組んでいく」などとあいさつを述べました。
このあと、来賓の橋口昌道副知事、金田勝年衆議院議員、中泉松司参議院議員が祝辞を述べ、市施行時から様々な分野で市の発展に多大な尽力のあった8団体を功労者として特別表彰しました。
続いて、市制10周年に合わせて披露された北秋田市民歌が、市内各コーラスグループ150人で編成する合唱団と秋田北鷹高校吹奏楽部の演奏によって初披露されると、会場内からは大きな拍手が巻き起こりました。
また、この日式典に出席した市民歌作詞者の岡部剛機さん(奈良県)、作曲者の道谷増夫さん(鳥取県)、市民歌の補作を行った北秋田市民歌制定委員会を代表して亀谷健樹委員長に感謝状が贈られ、岡部さんは「この美しい自然と人が一緒に輝いており、温かい人の輪と繋がりが力になって町を動かしていると感じた」、道谷さんは「歌というのは生身の人間が一生懸命歌うことで、初めて命が宿ります。今日の演奏で、この歌が日本で一番美しい市民歌になったと思う」、亀谷さんは「市民の皆さんにも、事あるごとに歌い継いでほしいと思う」などと感想を述べました。
最後に、秋田声楽研究会の三澤由美子会長による合唱指導のあと、出席者全員により市民歌が歌い上げられ、長崎克彦市議会副議長の発声で万歳三唱を行い、盛大な盛り上がりのうちに幕をとじました。
特別表彰受賞団体
北秋田市芸術文化協会/伊勢堂岱遺跡ワーキンググループ/一般財団法人北秋田市体育協会/農事組合法人坊沢営農組合/
北秋田市食生活改善推進協議会/北秋田市老人クラブ連合会/北秋田市連合婦人会/100キロチャレンジマラソン大会実行委員会事務局
北秋田市民歌
こちらから聴くことができます⇒北秋田市民歌のページ