2014年10月18日
コンテンツ番号7417
若者の力でまちをいきいきと
「大綱引き大会2014」と「キッチンカー&スーパー軽トラ市」が10月18日(土)に合同で開催され、会場となった鷹巣銀座通商店街は、秋田北鷹高校の生徒をはじめ、多くの市民でにぎわいました。
大綱引き大会は、旧鷹巣農林高校の生徒会が中心となり「地域の活性化を若者の力で」をスローガンに平成13年から始まったもので、現在は統合校の秋田北鷹高校(菊池一二三校長、生徒数743人)と、地元商店会、商工会、関係団体などで組織する実行委員会(実行委員長=伊藤公夫北会田市商工会長)の主催で行われています。
また、同時開催の「キッチンカー&スーパー軽トラ市」は、生産者の交流と商店街への誘客を目的として平成19年から行われてきた「軽トラ市」が、平成24年から名前を「スーパー軽トラ市」に改めるとともに規模を拡大し、鷹巣銀座通商店街史上最大のフェスティバルとして開催されています。
大綱引き大会の開会式では、北鷹高校の小林吉則教頭が「この伝統のある大綱引き大会は、路上でやる他に例のない非常にユニークなイベントです。『北秋田市の未来を切り拓く、若者の力でまちを生き生きと』をスローガンに地域の人たちと交流し、地域を盛り上げていってほしいと思います」などとあいさつ。
続いて、来賓を代表して津谷市長が「日頃、北鷹高校の皆さんには、北秋田市の活性化にご協力をいただいています。北秋田市が誕生して10年の記念式典の際には、吹奏楽部の皆さんに演奏していただきましたし、家庭科クラブの皆さんには、ししとうカレーのプロデュースで受賞報告にきていただきました。また、文化部、スポーツ部そして生徒会活動など様々な分野で活躍をしていただき、市民に大きな元気を与えていただいています。大人も皆さんの頑張りに呼応して頑張りますので、皆さんも地元の北鷹高校としてこれからも頑張ってください」などとあいさつを述べました。
また、秋田北鷹高校生徒会の大澤雅樹・副会長は「今日はあいにくの雨模様ですが開催できたことを嬉しく思います。この大会には、多くの方々に協力いただいていますので、感謝の気持ちを忘れずにどのチームも優勝目指して頑張ってください」などと生徒を代表してあいさつしました。
開会式終了後は、鷹巣中学校生徒たちによる「よさこい」が披露され、元気いっぱいな踊りでこれから熱戦が始まる会場をさらに盛り上げました。
大綱引き大会には高校生20チームのほか、商工会・商店会チーム、JA鷹巣町チーム、同校PTAチーム、同校職員チーム、市役所職員チームの計25チームが参加。チームは男子と女子の混合チームとし、対戦はトーナメント表によって行われ、1回戦から準々決勝までは1回勝負の1本先取制とし、準決勝からは2本先取制で行われました。
チーム全員が共通の衣装で揃えるなどの息を合わせて綱を引っ張る姿に、生徒や市民からは大きな声援が送られ、白熱した試合に会場は熱気で包まれました。
昨年は準優勝の功績を収めた市役所職員チームでしたが、今年は残念ながら初戦で敗退。決勝戦が行われるころには雨が降り始め、3年R組とJA鷹巣町の決勝戦の結果、3年R組が2本先取して優勝に輝きました。
スーパー軽トラ市会場では、軽トラ販売やキッチンカー、フリーマーケット販売など多くのお店が立ち並び、大勢の人が来場しました。また、会場内では、「列車戦隊トッキュウジャーショー」や「魂の大道芸人ジロー今村による魂の大道芸の披露」など盛りだくさんのイベントのほか、美味しいグルメが当たる大抽選会やフワフワ遊具など、会場の鷹巣銀座通り商店街には、北鷹高校の生徒や市民の大きな声援、買い物を楽しむ市民たちの笑い声が響き渡るにぎやかな1日となりました。