2014年10月19日
コンテンツ番号7416
歴史と伝統を受け継ぐ
鷹巣小学校(成田葉子校長・児童数268人)創立140周年記念式典が10月19日(日)、同校の体育館で行われ、児童や保護者、関係者など約450人が出席し、これまでの歴史を振り返りながら節目を祝いました。
鷹巣小学校は明治7年8月2日に浄運寺に設置されたのが始まりで、現校舎は昭和58年に建設されたもの。今年の開校記念日の8月2日には、米代児童公園で創立140周年記念バースデー集会を開いています。
式典で成田校長は「学校、ふるさとを愛する人になってください。豊かで流れ尽きない米代川のように、鷹巣小学校の歴史と伝統を受け継ぎ、さらに豊かにして次へバトンを渡してください。大きな夢が実現するように知恵と勇気をもって努力していくように願っています」と児童たちを激励し、「職員一同、校歌にあるよう正しく、明るく、元気にのびていくよう努力していきたい」と述べ誓いを新たにしました。続いて、庄司悟PTA会長は「140周年を機に、学校、地域、保護者が連携し、鷹小の伝統にこれから新たに積み重ねていきたい」と、また、三澤教育長は「自分の夢が実現できるよう、今は勉強を一生懸命がんばってください」とあいさつしました。
引き続き、全校児童が集めたプルタブとアルミ缶で購入した歩行器「鷹小140周年号」の贈呈が行われ、6年生の松尾祥矢さんが「体の不自由な方々のために役立ててください。これからも思いやりの心を忘れずに協力し合って生活していきたい」と述べ、北秋田市社会福祉協議会の髙坂祐(※正しくは示す偏に右)司会長へ手渡しました。
この後、同校の卒業生で直木賞作家の故渡邊喜惠子さん作詞の「たかのすのうた」と「秋田県民歌」を声高らかに斉唱しました。
式典後には、創立140周年記念の学習発表会「鷹っ子祭り」が行われ、児童たちが140周年を迎えた喜びをステージ発表や作品展示で表現しました。