2014年10月22日
コンテンツ番号7413
花と緑に囲まれたうるおいある街を
平成26年度北秋田市花だんコンクールが、10月22(水)に市中央公民館で開かれ、自治会や学校の花だん、個人のガーデニングで景観に優れた花だんを表彰しました。
花だんコンクールは、花と緑に囲まれたうるおいあるまちづくりを推進するため、地域の皆さんが手がけた魅力いっぱいの花壇を毎年表彰しているもので、今年度のコンクールには16団体7個人が参加し、9月8日に審査が行われた結果、最高賞の市長賞には団体の部で鷹巣南中学校、家庭の部では三沢アイ子さんと白根昭子さんが選ばれたほか、市議会議長賞や教育長賞などが授与されました。
表彰式では、北秋田市花いっぱい運動推進協議会の松岡福太郎会長が、「北秋田市は、秋田県のコンクールへの出品数が4、5番目に多く、毎年上位に入賞している。合併してから範囲も広くなり、お互いがよい花だんをという気持ちで技術も向上し、年々活動の輪が広がっているように感じる。今年は、協議会で市の花あじさいを各公民館にそれぞれ5株を植樹しており、今後もあじさいを植樹していきたい」などと、今後の花いっぱい運動への高まりに期待を寄せました。
次に来賓を代表して三澤仁教育長が「花も人間と同じで、放っておくと綺麗に咲けません。特に花だんの場合は、毎日の丁寧な手入れが必要であり、今回受賞された花だんにはたくさんの方の心が込められていると思います。また、草花は子どもたちの心を育むうえで大事な役目を負っており、街なかが花で満たされ、歓声豊かな優しい人間で溢れる北秋田市になってほしい」とあいさつを述べました。
このあと、松岡誠三審査委員長がスライドショーを使用しながら受賞者の作品を説明し「コンクールのため審査の日に合わせるように、時期で花の品種を選ぶのも審査の大事な要素。また品種によって、肥糧の量を調節することに注意してほしい。全県のコンクール審査で五城目町にいったが、花だんがゲートボール上の近くにあり、ゲートボールに参加した人が管理しているという点が素晴らしいと感じた。外にでて会話をしながら、手を動かすということが健康な生活にもつながっていくのではないか」と講評を述べました。
また、10月26日に平成26年度第50回全県花だんコンクールの入賞者が発表され、団体の部では鷹巣南中学校が「県教育庁賞」、前山婦人会が「毎日新聞社賞」、鷹巣東小学校と摩当婦人会が「明日の秋田を司る協会長賞」、家庭の部では三沢アイ子さんと白根昭子さんが「県花いっぱい運動の会長賞」をそれぞれ受賞しました。
平成26年度北秋田市花だんコンクール表彰者
市長賞
団体の部鷹巣南中学校
家庭の部三沢アイ子・白根昭子
市議会議長賞
団体の部鷹巣中央小学校
家庭の部櫻田初子
教育長賞
団体の部阿仁前田老人クラブ
家庭の部松尾フミ
中央公民館長賞
団体の部栄摩当婦人会、鷹巣東小学校
家庭の部藤根ミサ
花いっぱい運動推進協議会長賞
団体の部前山婦人会、合川ことぶき大学学生会、栄第二寿会
家庭の部田中笑子
努力賞
団体の部沢口公民館、大堤睦会、栄婦人会、七日市公民館、脇神悠遊クラブ
家庭の部門脇春江、千葉キサ
奨励賞
団体の部秋田県立比内養護学校たかのす分校
家庭の部大渕老人クラブ、坊沢第二老人クラブ