2014年09月21日
コンテンツ番号7390
たくさんの催しを楽しみながら長寿を祝う
平成26年度鷹巣地区の敬老式が、9月21日(日)に中央公民館で開かれ、約400人が参加して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,291人(男2,908人、女5,383人)、そのうち鷹巣地区の対象者は3844人(男1381人、女2463人)でした。また、鷹巣地区で白寿を迎えられた方は6人、同じく米寿は119人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は217人でした。
式典では、はじめに津谷市長が、来月から開催される国民文化祭や関脇に昇進した郷土出身の豪風関の話題に触れ、最後に「今日は、同じ鷹巣地区で一緒に過ごしてきた仲間同士、思い出話に花を咲かせ楽しい一時を過ごしていただきたい。今後も住み良い安全安心な北秋田市づくりに邁進したいと思っている。そのためにも先輩達が持っている豊かな知識と経験を私たちや若い方々に教えてもらいたい。いつまでもご壮健で豊かな人生を過ごされること、来年もこの場所で元気にお会いできることをご祈念している」などとあいさつ。また、新敬老及び米寿を迎えた方々への祝品を、新敬老代表の成田ミヨさん、米寿代表の橋本タマ子さんにそれぞれ手渡しました。
続いて、2人の児童が敬老作文を発表し、はじめに鷹巣小学校6年の簾内美咲(みさき)さんは「私のおばあちゃんは、悩み事にも相談にのってくれたり勉強も教えてくれる。おかげで勉強も分かるようになった。また、私が頑張っている時は、見守って褒めてくれる。これからもおばあちゃんとの時間を大切にして、これからはもっとお手伝いをしておばあちゃんを助けたい。大好きなおばあちゃん、これからもよろしくお願いします」などと、次に同じく6年の櫻庭幸乃(ゆきの)さんが「学校での総合学習のなかでお年寄りとのふれあいがあり、手足が思うように動かず、耳が聞こえずらい、目が見えずらいなど、普段の生活が大変ということを知った。私は、そんな中でもどんなに大変でも辛いと言わず、いつも笑っている年寄りを尊敬している。このほかにも人生の大先輩から見習うべきところはたくさんある。これからはできるだけお年寄りに協力できるよう努力していきます」などとそれぞれ発表しました。
この後、来賓の小笠原寿・市議会議員、北林丈正・県議会議員、近藤健一郎・県議会議員がお祝いの言葉を述べ、最後に新敬老者を代表して吉岡興さんが「75歳になり、敬老式に初めて参加させていただいたが、先輩たちの元気、若々しさを拝見し、自分たちも負けずに頑張っていかなければと思っている。敬老式の開催にあたり、婦人会をはじめ多くの方々の手厚いおもてなしに感謝している。今日はご厚意に甘え、すぐに家に”けえろう”と言わずゆっくりと楽しんでいきたいと思っていますので、よろしくお願いします」などとあいさつを述べました。
式典終了後には祝宴が催され、参加された皆さんは互いの近況などを語り合ったり、鷹巣婦人会の皆さんをはじめ、鷹巣子ども太鼓や舞踊グループの踊りや演奏を鑑賞して楽しい時間を過ごしました。