2014年08月08日
コンテンツ番号7367
地域の課題について意見交換
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う移動行政懇話会(鷹巣地区)が、8月8日(金)に中央公民館で行われ、約60人の市民が参加者して市長や市の担当者と意見を交わしました。
開会にあたり、津谷市長は「伊勢堂岱遺跡は、現在見学を一時休止し、世界遺産登録を目指し環境整備を行っており、昨年は見学用の遊歩道が完成し、今年度はガイダンス施設及び駐輪場等外溝工事、27年度はガイダンス施設の展示工事を行い、平成28年度のオープンを目指している。ボランティア団体や地域の皆さんにご協力をいただきながら、伊勢堂岱遺跡に多くの方々に来場していただけるよう事業を進めていきたい」などと述べたほか、10月に開催する市誕生10周年記念式典について紹介。最後に「今日は限られた時間ですが、皆さんとの意見交換の際には忌憚のないご意見をお願いしたい」などとあいさつしました。
続いて、市から「定住促進基本方針」、「国民文化祭」、「(仮称)生涯学習交流施設建設事業」、「地域コミュニティ助成事業」、「蛾の大量発生」について説明され、このあと意見交換会が行われました。
主な質問・意見とその回答は次のとおりです(朱字が回答)
都市計画道路の太田-川口線(大型ショッピングセンターのある交差点~大館能代空港バイパス交差点)の交通量が増え、大渋滞を起こしている。通学路になっているが、歩道も設置されていない。今後の整備計画は。
都市計画道路の計画をした際に順番を付けて整備を進めてきたが、交通量など状況も変化しているので、都市計画道路の見直しのための調査を現在行っている。今後、この調査結果をもとに県と協議しながら整備していくことになる。
グリーンベルトの整備について~消えかけている場所がある。未整備区間の早期整備をお願いしたい。
消えている部分については、歩行者の安全安心のため、県に強く要望していく。新規の整備については、市民から多くの要望がきており、警察などの関係機関と協議しながら優先順位をつけて行っている。
綴子川の堤防の草刈りがなされていない。
県では河川のほか、道路など至るところの草刈りを行っているが、草の処理に苦慮しているようだ。県にどのような計画になっているか確認してみたい。
中央公民館の駐車スペースを広げることはできないか。
イベントが重なると来館者が増え、どうしても駐車スペースが不足してしまう。市役所の駐車場を利用してもらいたい。
陸上競技場の観覧席が解体されているが、競技場のスタンドはどうなるのか。
現在のスタンドは解体し、陸屋根のような状態にする。観覧する場合は、そこに椅子を置いたり立ち見のような形で観覧することになる。
市民病院の院外受付機を阿仁庁舎以外にも増やしてもらいたい。
市民病院と経営に関する会議等もあるので、その際に提案したい。